流れ星のようにキミは。 (ページ28)

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からかいー#ーページ28

朝、眠いな〜、と思いながら学校へ向かう。

結局あの後も考えちゃってあんまり寝れなかったんだよなぁ。

正門に着くと煉獄先生が見える。

煉獄｢む！天川少女！おはよう！｣

A｢おはようございます…｣

煉獄｢眠そうだなっ！｣

A｢少し考えごとしてて…。あ、あの、今日の
放課後空いてますか？｣

すると

宇隨｢何だぁ？天川、派手に告白か？｣

ガムを噛んでニヤニヤと笑う宇隨先生が来る。

この先生もなかなか曲者だよなぁ。

みんなから輩先生って言われてるし。

A｢変なこと言わないでください、ちょっと歴史
で聞きたいことがあるだけです｣

それでも尚ニヤニヤしている宇隨先生はもう無視することにした。

煉獄｢うむ！大丈夫だぞ！では準備室で待っている！｣

A｢ありがとうございます、それでは｣

その場を通り過ぎ教室に真っ直ぐ向かおうとすると誰かに呼び止められる。

蜜璃｢Aちゃーん！おはよう！｣

A｢あ、蜜璃おはよ！｣

今日も柔らかそうで綺麗な髪を揺らす蜜璃だ。

蜜璃｢途中まで一緒に行きましょ！｣

A｢うん！｣

2人並んで歩き出す。

すごい、周りの人みんな蜜璃見てる。

なんか私も見られてるみたいに錯覚しちゃうな。

蜜璃｢ねぇ、お泊まり次の週末でどう？テスト三週間前
だけど大丈夫？｣

A｢うん、大丈夫！｣

蜜璃｢じゃあしのぶちゃんにも伝えておいてくれる？｣

A｢りょーかい！｣

“じゃあ約束ねー！”と蜜璃は手を振って2組に入っていく。

お泊まり楽しみだなぁ。