流れ星のようにキミは。 (ページ12)

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煉獄先生ー#ーページ12

私が教室に戻ったのは二限目の休み時間。

猗窩座はクラスの男子と一緒に外に行った様だ。

しのぶ｢Aさん、大丈夫ですか？｣

A｢うん、もう平気！心配かけたな｣

しのぶ｢いえ、無事でよかったです。あ、先程の歴史の
授業のノート、後で見せますね｣

A｢ありがとう！｣

しのぶはなんていい子なんだろうか。

しのぶ｢あ、そういえは、煉獄先生が職員室に授業の
プリントを取りに来て、と言っていました｣

A｢そっか！わかった、行ってくる｣

しのぶに礼を伝えて職員室に向かった。

煉獄先生ってどんな人なんだろ…。

コンコンコン

A｢失礼します、3年3組の天川です。煉獄先生
いらっしゃいm｢うまいっ！｣｣

へ…。

煉獄｢うまい！うまい！早弁はうまい！｣

宇隨｢煉獄よぉ、生徒に呼ばれてんぞ｣

え、あの人が煉獄先生…!?

えび天みたいな髪の色で早弁してる。

それになんて言うか…

職員室、個性の殴り合いすぎないか？

煉獄｢うむ！すまない！こっちにおいで！｣

A｢あ、はぁ…｣

職員室に入ると何とも言えない雰囲気に包まれる。

煉獄｢で、何の用だ！谷口少女！｣

A｢私、天川ですけど。プリントを…｣

煉獄｢キミは転入生か！よもやよもやだ！｣

A｢あの、プリント…｣

困っていると顔に傷が入っていて服を気崩しているちょっと怖そうな人が来る。

その先生は私を見るとなぜか一瞬目を見開いた。

不死川｢煉獄、早くプリント渡してやれェ！｣

煉獄｢不死川！うむ！そうだな！これだ！｣

A｢あ、ありがとうございます…｣

不死川｢…｣

“失礼しました”と職員室を出て教室に戻る。

なんか、すんごい先生ばっかだな…。

煉獄先生は声でかいし早弁してるし

不死川先生は殺気すごいし

煉獄さんを呼んでくれた派手な先生はデカいし…。

A｢この学園…色々すごくないか…？｣

なんて考えて歩いていると

ドンッと誰かにぶつかってしまった。

A｢ご、ごめんなさい…｣

？？｢あぁ、いいよ〜、俺もごめんね｣

私がぶつかったその人物は珍しい瞳の色をしていた。