子供生活42日目 ページ3
まふと別れたあと、Aをベットに寝かせた俺はソファーにぐったりと倒れ込んだ。
一人分タイプのソファーだったやつを売り払い、A……ついでに客も座れるような大きなソファーを買った。今は隣がいなくて少し冷たかった
『……月…綺麗だなぁ』
ポツリと呟いた俺の声は静かに部屋に響き渡る。俺が窓から見上げた大きな月は夜の色に染まった空でキラキラと輝いていた。
それはとても不気味な程に＿＿＿
『＿＿＿幸せだなぁ……俺って』
瞼が重くなり、それに抵抗しなかった俺はあっさりと夢の中へ入っていった。
その夜の夢は最悪だった。
−･−･−･−･−
なんだ……これ、なんかの思い出か？
なんで…思い出のはずなのにAがいるんだ？
あれ、まふが焦ってる？
なんでAが泣いてて俺と離れてるんだ…？
Aがどんどん俺から離れていく、追いかけようとしても何かに遮られてそっちに行けない。
＿＿＿＿＿いやだ！！
『待ってくれよ、なんでっ！！』
＿かなたさん、ごめんなさい…バイバイ
『A！！まって、待ってってば！＿＿＿＿A
･
･
･
＿＿＿俺を置いていかないで！！！』
『っ＿＿＿はっっ！？』
目が覚めた俺は飛び起きる
はぁ…はぁ…と息が上がり、心臓の鼓動が早まって収まらない
背中や額から嫌な汗が溢れてくる
気持ち悪い感覚に口を抑え必死に身体を縮め込める、涙が一筋頬を伝った。
『はぁ、はぁ……っんだこれ』
嫌な夢を見たからか俺は目が冴えて閉じれなくなってしまった。
いや、眠ったら現実になりそうで怖かった。
やけに現実味がある夢だからか俺はさらに焦って涙なのか汗なのか自分でも分からないものが頬を伝って服に小さなシミを作った
『…まだ…こんな時間』
ふと外を見ればさっき寝てから1時間ほどしか経っていなかったらしく空にはまだ月が輝いていた
雲が月に被り、月明かりすら消え去って俺を照らしていたものが無くなる。
ふらふらとした足取りでAが寝ている寝室に足を運ぶ、静かに部屋を開けるとそこにはすやすやと眠るAがいた
ほっと息をつく、震える手でその柔らかい頬に触れるとそれは暖かくて俺の冷たくなった手を包み込んだ。
『＿＿＿おやすみ、A』
俺もベッドで一緒に眠りについた。
次の日まふが扉を強く叩いてきた
焦ったまふが言った言葉に俺は目を見開いて固まった。
･
･
･
＿＿＿そう、俺が炎上していた。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ！！犬坂ぁぁ！ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー！！コメント嬉しい！！！覚えてるに決まってるよ！！！おしゃべりめちゃ楽しかったもん！！！リクエストマジありがとう！！もちのろんで書かせて頂くぜ！！！！ (2019年6月30日 19時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり！犬坂だお、覚えているかい？あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです！！！そると。さんに感謝しかないです！！コメントありがとうございます！！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます！！ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ！！！本当にありがとうございます！！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年3月3日 17時
