子供生活最終日 ページ15
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あの日から俺達は炎上前のような生活に戻っている。もちろん批判も来たし、全てが丸く収まった訳じゃあない。
でも、Aのことを隠して生きていた時よりは気持ちが軽い、なんとなく吹っ切れた感じなのだ。
『順調、って感じかな』
「なーに遠い目で言ってるんですか。はい、どうぞ」
『別になんでもない、コーヒーありがと』
まふから貰ったコーヒーに口をつけてゆっくりと飲み込む、少し苦めのコーヒーの温かさにホッと息をつきながらパソコンの画面のカーソルを動かすためにマウスを軽く動かした。
写真のファイルを開くとそこにはAと撮った写真の数々…と言ってもまだまだ少ないが写真が表示された。
「うわぁ、大量ですねー」
『まだまだ増えるよ、これからも暮らすんだし』
「ベタ惚れな分、いつか来る反抗期が怖いですねー」
『…考えたくないな』
「いつか来ますよ？」
『…まだ、来ないよね？』
「さぁ？子供産んだことないんで、誰かさんみたいに引き取ることもないですしね」
意地悪そうに完璧な笑顔で微笑んでくるが言葉に若干のトゲがある。あえてツッコミはせずにジト目で見つめ返すと、まふはふふっと笑いをこぼしてパソコンへ向き合った。
『なに、最近順調なの？作曲』
「まぁ、Aに聞かせてたら意見聞かせてくれるんで」
『は！？…だからたまにまふの家で遊んでくるとか言ってたのか…』
「Aもしかしたら才能あるかもしれないですよ？音楽に対して積極的だし、そらるさんのことを見てきたから感性も刺激されてるのかもしれませんね」
『へぇ…いつか音楽の道に進むのかな？』
「もしそうだったら楽しみです、実の娘みたいに可愛がってるんで」
『あげないからね、それと…まふは結婚とか考えてないの？』
「……考えてない、と言うよりはお見合いとかの電話が最近来てますね」
『行くの？』
「いや、「気になる子が居る」って言って断ってます」
『ちなみにその気になる子は…』
「もちろんAといろはちゃんです」
『ははっだよね』
そんな会話をしていたらAを迎えに行く時間が迫ってくる。
『あ、俺行ってくるね』
「行ってらっしゃい」
まふに別れを告げAのことを迎えに行く。学校の門の前にいたため声をかけると笑顔になって俺のところに走ってきた。
『おかえり』
「ただいま！！」
帰ろうと手を繋ぐ。
今はまだそれでいい…だって
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＿＿＿＿＿＿俺達の帰る家はちゃんとここにあるんだから。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ！！犬坂ぁぁ！ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー！！コメント嬉しい！！！覚えてるに決まってるよ！！！おしゃべりめちゃ楽しかったもん！！！リクエストマジありがとう！！もちのろんで書かせて頂くぜ！！！！ (2019年6月30日 19時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり！犬坂だお、覚えているかい？あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです！！！そると。さんに感謝しかないです！！コメントありがとうございます！！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます！！ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ！！！本当にありがとうございます！！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年3月3日 17時
