＊ ページ25
無一郎が走り、
頸を切りに行く。
「霞の呼吸･肆の型…移流斬り」
ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
［ヒィぃィイィィ！！？］
柱である無一郎の早い型でも頸を切れなかった、気配が見るまで分からなかった時点で上弦ということが分かる。
炭治郎も刀を構え、ヒノカミ神楽「陽華突」を使い攻撃するが当たらず。
炭治郎の表情が険しくなったのを見て次はどう動くべきが考え、声をかける。
『……炭治郎、二人で、殺れる？』
「っ…や、れます！！」
『…これ、鬼にかけたり、傷治すのに使って』
「は、はい！」
しっかりとした返答を聞き、小瓶の束を炭治郎に預ける。
私は三つ程の小瓶の束が詰め込まれた袋が下げてあるベルトを手にし、走り出す。
「逃がすか、
「はははっ小娘を吹き飛ばすのも面白そうだのう」
『！……邪魔』
「Aさん！！このっ！！」
「ん？なんぞや、その小娘、変な気を纏っておるぞ？」
「加楽、早く殺せ」
「待て待て
「巫山戯るな、お前と混ざっていただけでも腹立たしい」
「そうかい、離れられて良かったのう」
『……』
「小娘、お主、稀血の類か？」
『…………さぁ』
「ふむ、黙りか」
けたけたと何が面白いのかさっぱりだが、目の前で笑っている。鬼の名前は積怒と加楽、加楽は厄介と言うより風が面倒だ、加楽よりは積怒を先に倒した方が楽に思える。
しかし、ここで立ち止まっていていい程私に余裕はない…
『……実験、開始』
小瓶を手に取り、蓋を開け目の前の加楽に中の液体をぶちまける。
ﾊﾟｼｬｯと音を立てて顔に液体がかかる加楽は驚いたのか目を見開いたまま固まっていたが、口角を上げて次の瞬間には大声で笑い始めた。
そしてそのまま私目がけて草の扇を振り下ろす、……いや、振り下ろそうとした。
『…………！』
「っ……ん！！？ぎゃぁあぁあぁぁ！！！？なんじゃこれはァァア！！？」
『…やった、』
目の前の鬼の顔が溶け始める。
実験成功だ、この小瓶は使える。
加楽から離れ、積怒にも小瓶をかけようと思ったが、加楽の扇が振られその風圧に負けて吹き飛ぶ、その時に首を抑えられた。
『ぐ……っ…』
「ｶｶｶｯ……ははっ！小娘！！久方の痛みだったぞ！実に不快だ！！はははっ！！！殺してくれるわ！！！！」
「参の型･霞散の＿＿＿」
「小娘達ごと吹き飛ばしてやろう！」
ｺﾞｳｯ
「『っ……！』」
強風に耐えきれず吹き飛んだ。
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推しを愛で隊(夜桜)(プロフ) - シキさん» すみません久しぶりに戻ってきたらコメントがあったので返信します。色が見えるのは最初からですね。一応説明はされてないので私のなかでだけですが、無一郎の記憶は消えてしまったデータの中にあり修復中です。話的には途中の任務で有一郎が死にかけてショックでですね (2020年12月7日 23時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - すみません。私が見逃しただけかもしれないんですが、この作品で無一郎くんはいつ記憶を無くしていたのでしょうか？あと、主人公がたまに見ている色はいつからでしょう。わかる方いましたら、よろしくお願いします。。 (2020年11月11日 2時) (レス) id: 2112fc6e24 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 鬼滅はパクリ作品 (2020年10月3日 23時) (レス) id: 833e98b9a2 (このIDを非表示/違反報告)
猫柱にゃん子 - 過去最高1位ですってすごいっすね！作者さん！ (2020年7月24日 11時) (レス) id: 55a94d494e (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - さつまいもさん» ありがとうございます！！！ (2020年1月1日 1時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
x他1人 | 作成日時：2019年9月24日 17時
