＊ ページ11
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炭治郎も体力が回復し始めた頃、私はある事で悩んでいた。
それは、私の刀が折れたのだ。八年ほど一緒に頑張ってきてくれた茜も、手入れはしていたが流石に無理だったらしい。
原作をぶち壊すという点もあるが次の行き先は刀鍛冶の里で決定と言える。
『…炭治郎』
「っ…はぁ、はぁ…はぁ…ごめ、ん…」
『いや、休もう』
「はぁ、はぁ………う、ん」
追いかけっこしていた私と炭治郎、流石に無理だったらしい。息が上がっている。
休憩に入り、なほちゃん達に刀について炭治郎が聞くと微妙な反応、鋼鐵塚さんからの手紙には呪う、恨んでやる、等など恨みつらみが書かれていてご愁傷さま…と思った。
一方私も、鉄穴森さんからの手紙も預かっていた。内容的には大体を見てもらってから研ぎたいから来てくれという感じだった。
「鋼鐵塚さんは気難しい方なんですね、よくある事なのに…」
『…そうね』
「A様の刀はあまり折れないですね！凄いです！！」
「す、凄いなぁ…俺なんて…」
『……炭治郎、里に行こうか』
「え、あ、うん！…ん？…行っていいものなのか！！？」
『……うん、まぁ』
その日の夜、私は蝶屋敷を立ち、一度自分の家へと帰った。
実を言うと殆どは帰ってはいるのだが、この一ヶ月は全く帰れなかったので顔を出しに行くことにした。
『…………ただいま』
「…おかえりなさい、A様！！」
「A様だ！！」
「おかえりなさい！！」
「A様抱っこ！！」
「A様、帰ってきた…！」
『…久しぶり、ただいま』
「「晩御飯！！」」
「ね、A様本読んで！」
「おい。A様は疲れてるんだからな！？」
「お風呂！お風呂！！」
五人の子供達に手を引かれ私は家の中へと足を踏み入れた、
不死川家の兄弟、五人は私の屋敷で…四ノ宮Aと共に住んでいた。
不死川実弥の家で引き取るのは不死川さんが拒み、玄弥の方では育てることは難しいと判断され、私の元へやってきた。
命を助けた恩人ということもあり、ゴタゴタもあったが、５年ほど一緒に居る家族のような存在。
就也とこと、弘は料理を一緒に作ったり、貞子や寿美とは本を読んだり等をしてよく遊ぶ。たまに会いに来る玄弥は兄弟が生きていて本当に嬉しい、と最初の頃は泣いていた。
「A様？ご飯は…」
『…一緒に作ろうか』
「！…本当？」
『うん』
「「やる！！」」
久しぶりに作ったご飯は美味しかった。
ー
不死川家の年齢が微妙に分からない…
難しい…
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推しを愛で隊(夜桜)(プロフ) - シキさん» すみません久しぶりに戻ってきたらコメントがあったので返信します。色が見えるのは最初からですね。一応説明はされてないので私のなかでだけですが、無一郎の記憶は消えてしまったデータの中にあり修復中です。話的には途中の任務で有一郎が死にかけてショックでですね (2020年12月7日 23時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - すみません。私が見逃しただけかもしれないんですが、この作品で無一郎くんはいつ記憶を無くしていたのでしょうか？あと、主人公がたまに見ている色はいつからでしょう。わかる方いましたら、よろしくお願いします。。 (2020年11月11日 2時) (レス) id: 2112fc6e24 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 鬼滅はパクリ作品 (2020年10月3日 23時) (レス) id: 833e98b9a2 (このIDを非表示/違反報告)
猫柱にゃん子 - 過去最高1位ですってすごいっすね！作者さん！ (2020年7月24日 11時) (レス) id: 55a94d494e (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - さつまいもさん» ありがとうございます！！！ (2020年1月1日 1時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
x他1人 | 作成日時：2019年9月24日 17時
