第80話 救出とホラー ページ43
その後はそいつは詳しく話してくれた、仕掛けられた爆弾は首都の街に5個、首都の町外れに10個仕掛けたらしい。
その爆弾は人間が身体にまきつけていて時間が来れば自動的に爆発する仕組みらしい、なんとも外道な。
ギリ、と唇を噛んだ、ブチッと言って唇が切れて血が出たけどそんなのは気にしないで兎に角ミナツドの人を助けて応援を呼びに行こうと囚われているミナツドの方へと向かった。
｢…お前なんかにこの国は救えない、この国を救えるのは我らがリーダーだけだ！！！｣
｢っなん……｣
なんだと、と言おうとした瞬間そいつは倒れていた、まさか！と思い駆け寄るとそいつは自害に失敗したらしく気絶していた。
あーびっくりした、と思いながら振り向いてミナツドの所へ行って拘束具を外して何かされてないか確認してから脱出する事になった。
取り敢えず皆怪我してるから応急措置だけするか、とバックから応急措置用の救急パックを出すと皆が少し警戒し出した。
んー、まぁそうなんだけど…あっ。
そういえば俺自己紹介してないな、と思いバックの中を探って一応持ってきたこの国の軍に所属している事を証明する手帳と軍のバッチを出して見せる。
｢自己紹介が遅れました、俺は我々軍特殊戦闘部隊隊長ノエル・フリクバリです｣
全｢えっ！？軍幹部！？｣
｢はい、すみません黙ってて…｣
むやみに身分を晒すと敵国の者が襲ってきたりするもので、と笑いながら言うと皆は安心した様に笑って｢いや、こちらこそ助けて頂いてありがとう｣と言ってくれた。
詳しい話は後で、ということで怪我を負った人の応急手当だけしてその場をすぐさま離れた。
うちは危険だし、怒られる確率大だけど城へ案内しようと一応で持ってきた無線機をバッグの中から出してロボロさんへと繋いだ。
rbr『はいはーい、こんな夜更けにどしたん？』
｢すみません急に、えっと実は観光客に捕まっていたミナミノツドイ王国の国王と幹部様達を保護しまして……そちらに連れて行ってもいいですか？｣
rbr『……………』
んんんんん無言はやめて欲しい！！！怖いよ、怖いよロボロさん！！と、怯えながら答えを待っていると無線機から『うん、グルさんからは許可降りたしええよ』と了承の返事が来た。
良かった、と安堵したのもつかの間、向かいの暗闇からぬっ、と見慣れたパーカーと白の制服が見えた。
｢ﾋｯ｣
zm/ht｢｢ノエルぅうう………みぃぃつけたぁあ……｣｣
｢あ、あ、あ………あ"ーーーーーーーーっ！！！！｣
まさにホラーである。
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はる - 待って4月25日って私の誕生日…！奇遇 (2020年1月1日 5時) (
レス) id: 133bbdb0b0 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 返信遅れてすみません。あの、本当にありがとうございます。(^ω^) (2019年1月15日 22時) (レス) id: ed6d930ae4 (このIDを非表示/違反報告)
琴宮 いろは(プロフ) - ロアさん» どうも、返信遅れました！そのお話なのですが、更新致しました！ロアさんの想像通りのお話になっていたら嬉しいです！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 不人気(シャオロン)と男主くんの初詣の話がいいです！ (2019年1月1日 16時) (レス) id: ed6d930ae4 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 続き、気になります!体調にお気をつけて！ (2019年1月1日 11時) (レス) id: e70fd78330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月26日 10時
