赤葦の彼女が女版烏間と呼ばれている件について[暗殺教室×ハイキュー]

第16話 ページ17

この場にいる全員の目は、一ヶ所に釘付けだった。

それは、切り落とされた・・・いや。

堀部糸成に叩き落とされた殺せんせーの触手・・・





ではなく。

堀部糸成の・・・“触手”に。

皆驚いている中で、カルマ君だけ納得顔だった。


カルマ「そりゃ触手持ってたら雨の中、手ぶらでも濡れないわ。
触手で全部弾けんだもん」


殺「・・・・・・こだ」


数名、ぞくっとしたように身体を震わせた。


殺「どこでそれを手に入れたッ！！その触手を！！」


殺せんせーは・・・黒く、なっていた。

そういえば、渚君と寺坂組がここまで怒らせた事があると
烏間さんの報告書で見たことがあった

殺せんせーが黒い。

それが表す感情は・・・






ド怒り。


シロ「君に言う義理は無いね、殺せんせー」


いささかイラついた口調で、シロが答えた。


シロ「だがこれで納得したろう。
両親も違う育ちも違う。だが…この子と君は兄弟だ」


そして挑発するように。


シロ「しかし怖い顔をするねぇ。
何か・・・
・・・嫌な事でも思い出したかい？」





・・・・こいつは何を言っているんだ・・・？

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