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第15話 ページ16

放課後


イリーナ「机のリング・・・!?」


教室の机全てをリング状にし
その中に立つ殺せんせーと堀部糸成


A「まるで試合感覚ね・・・」

烏間「ああ。
こんな暗殺を仕掛けるやつは初めてだ・・・」


緊張を隠しきれない様子で烏間さんがあたしに同意した。


シロ「ただの暗殺は飽きてるでしょ、殺せんせー。
ここはひとつルールを決めないかい?

リングの外に足がついたらその場で死刑!!
どうかな?」


楽しそうに、シロが言う。


杉野「・・・なんだそりゃ負けたって誰が守るんだ、そんなルール」


杉野君が呟いた。その呟きにカルマ君が答える。


カルマ「・・・いや。

皆の前で決めたルールは・・・破れば先生としての信用が落ちる。
殺せんせーには意外と効くんだ、あの手の縛り」


カルマ君ですら、いつもの余裕そうな態度は消え
緊張で顔が引きつっている。


殺「・・・いいでしょう、受けましょう。
ただしイトナ君、観客に危害を与えた場合も負けですよ」


生徒を守る為かルールを付け加えようとする殺せんせー。
堀部糸成は無言で頷き、承諾した。


シロ「では、合図で始めようか」


そう言うと右手を上に上げた。


シロ「暗殺・・・」


シンとした教室に、彼の声が響き渡る。


シロ「・・・開始!!」

腕を振り下ろすと同時に、シロが叫んだ。

声の余韻が響く中、ザンッという派手な音が

新たに教室に響いた。

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設定タグ:赤葦京治 , 暗殺教室 , ハイキュー   
作品ジャンル:恋愛
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ミナ(プロフ) - すごく面白いです。続きを楽しみに待っています。あまり無理をしない程度で更新頑張って下さい! (2019年6月8日 13時) (レス) id: c8c6f722e8 (このIDを非表示/違反報告)
審神者 - 異常な戦闘者てすごいあだ名ですね。まあ、私のあだ名も握力男勝ていうあだ名なんですけどね(笑) (2019年2月5日 2時) (レス) id: a0d58c73ef (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 黒猫さん» それ良くないですか!?私なんて異常な戦闘者って言われてますよ!? (2018年12月12日 19時) (レス) id: af430fcbe4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 私なんてあだ名が、お嬢ですよ!? (2016年11月10日 17時) (レス) id: 01fea89e4b (このIDを非表示/違反報告)
おかっち - 更新頑張ってください! (2016年8月31日 23時) (レス) id: 45ddf017e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ | 作成日時:2016年8月31日 22時

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