26話 ページ36
(おそ松side)
俺達が焦っている間に、王子の家来みてーな奴らが取り囲もうとしていた。
チョパ「ちょっと待ってくれ!! 不法入国は悪かったよ!! 捕まえるのはあとにしてくれ!!!」
チョッパーが牽制し、家来達は一瞬立ち止まる。
チョパ「その前に誰か……献血してくれねぇか!? このままにしてたらっ！ もう数十分で仲間が死んじまう!! 血液型は『S型RH−』！ ちょっと珍しいけど……」
お「誰かー！ 誰かいねぇか!? それとも魚人と人魚は流れる血が違うのか!!?」
俺もチョッパーに負けじと声を張る。
こんなカッコわりー姿でも、サンジの命運がかかっているんだ！
しかし、皆気まずそうな顔をしてこっちを向くだけ。
どうして……！
ケ「チョッパーちん！ 人魚も魚人も人間と同じ血液だよ！ 輸血もできる……だけど……」
ケイミーが何かを言いかけた途端、何者かの笑い声が聞こえた。
「ハモハモハモォ!!」
一「……ッ！ あいつら、海獣連れてたやつだ」
ハモ野郎「人間共がぁ！ バカ言ってやがるぜ!! “下等種族”のテメェら人間に血をくれてやろうなんて物好きはいねぇよ！
……あと名前どうにかなんねぇのか？」←
屋敷娘「あっと……ハモンドだっけ？」
ハモ「そうだよ！ ちゃんと覚えろよ！」
屋敷娘「えー？ “ハモ”にしてるだけ良いと思ってよ。てかさー文字数ギリギリなの！ ホントどうしてくれんの!?」
一「3分の1くらいはお前が悪い」
屋敷娘「う"っ……仕方ねぇ、サラバだ！ アデュー!!」
ル「あいつ……最後に要らねぇ言葉書いてったぞ」
ウ「ったく駄作者出現のせいで本編進めずらくなっちまったじゃねーかよ」
一「3分の1くらいはハモ野郎が悪い」
ハモ「お前さっきから3分の1しか言ってねぇか？」
ヤベェ……これじゃ拉致あかねぇ！
お「でさーハモ野郎、なんで俺達に輸血しちゃダメなの？」
ハモ「おぉっとそうだ……そんなものを差し出せば“人間を嫌う者達”から“闇夜の裁き”を受けるからさぁ!!」
一「闇夜の裁き……？」
闇討ちってやつか？
ハモ「この国には古くからの法律があるのさ！ 『人間に血を分かつ事を禁ず』!!!」
お「なっ……!?」
ハモ「これは言わば人間の決めたルールさ！ 長い歴史において……血の混同を拒んだ！」
……この世界には、未だに『差別』があるのか。
お「ほんっっと、嫌な世界に飛ばされたもんだよ」
誰にも聞こえないように、ボソリと呟いてみた。
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屋敷娘(プロフ) - 仁我流さん» あ、チョロ松ですね！ (2016年5月28日 10時) (
レス) id: 7128b331e2 (このIDを非表示/違反報告)
仁我流 - ローと。なんだっけ同じ声のむつごいるよね？ (2016年5月28日 9時) (レス) id: aff39679b5 (このIDを非表示/違反報告)
屋敷娘(プロフ) - 結衣さん» ひっ控えめで……面白いとは……!!!ありがとうございます!!!こんな小説を面白いと言ってくださる方々がいるだけで私は幸せなのです……( ；∀；)←感動のあまり何言ってるのか分からなくなってきてる人 (2016年4月25日 21時) (レス) id: 7128b331e2 (このIDを非表示/違反報告)
屋敷娘(プロフ) - かっ神作……!?そんなっ、勿体無さすぎです！私を越える神作など、八百万の神ぐらい多くいるはずです!!!(←なに言ってんだこいつ) (2016年4月25日 21時) (レス) id: 7128b331e2 (このIDを非表示/違反報告)
屋敷娘(プロフ) - ＊オツキ＊さん» はいっ！では更新して参ります！ (2016年4月25日 21時) (レス) id: 7128b331e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屋敷娘 | 作成日時：2015年12月29日 18時
