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第3章 - 6話 ページ38

「ほう。」

ネテロは眼前の光景を驚きつつも愉快そうな面持ちで見ていた。

目の前の少年が横たわり、ピタリと動かなくなった途端、彼の体内から等身大のオーラの塊が立ち上がったのだ。

それこそ、まるで幽霊のように。

そのオーラの塊は本体から離れひとつ伸びをした。
ネテロにお辞儀をしてから奥へ駆けて、否、飛んで行く。

ネテロは人形のように横たわる少年の側でしゃがみ、首に手を当てる。
脈は、止まっている。

「きっもちわるいのう。」


そう言ってニヤリと笑った。

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零落*・reira(プロフ) - カルタさん» ありがとうございます!そう言っていただけるととても励みになります…! (2020年2月16日 15時) (レス) id: 5e63a1d1e7 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - めっっっちゃ面白いです!合格おめでとうございます!更新楽しみにしています! (2020年2月16日 14時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
白餡(プロフ) - パパっと読んでみましたが、描写も結構きっちりとしていて面白かったです。更新頑張ってください (2019年2月16日 23時) (レス) id: 81568ffd32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零落 | 作成日時:2019年2月14日 23時

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