第1章 - 4話 ページ4
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お茶を飲み干し、空になったティーカップをラティに手渡す。
「A様、お風呂の用意ができていますのでお入りください。朝食はいかがいたしましょう。」
「ありがとう。朝食は軽めにお願い。お風呂後に食べることにするよ。」
朝はそれほど食欲がない。
私はベットから足を降ろし、バスルームに向かうべく立ち上がった。
バスルームのドアを開け、一歩踏み出すと、足裏がひんやりとした。
床と壁は白のタイル張りで、脱衣スペースと入浴スペースがガラスで仕切られているこの部屋には大きな窓がある。そのため光がよく入って気持ちがいい。
この空間は私のお気に入りだ。
脱衣スペースの壁にある大きな鏡の前に立つ。
そこには、ふわふわとしたブロンドアッシュの髪をしていて、雲の上の空のように澄んだ薄青色の目をした“男の子”がいた。
色が薄く華奢だが筋肉がついた四肢が寝巻きから覗く。
いつもの見慣れた自分の姿を一瞥して、ワンピース状の寝間着と下着を脱ぎ洗濯用のカゴに放った。
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零落*・reira(プロフ) - カルタさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても励みになります…！ (2020年2月16日 15時) (
レス) id: 5e63a1d1e7 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - めっっっちゃ面白いです！合格おめでとうございます！更新楽しみにしています！ (2020年2月16日 14時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
白餡(プロフ) - パパっと読んでみましたが、描写も結構きっちりとしていて面白かったです。更新頑張ってください (2019年2月16日 23時) (レス) id: 81568ffd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零落 | 作成日時：2019年2月14日 23時
