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志賀side
あーあ、明日(と言ってももう23:50)
の企画で使うって言われたけどさ、
こんな風船いります？
なんにせよ風船50個を所望されましたからね、
スパルタイカプロデューサーめ。
…結局使うの半分な気がする。
吉田「やっと10個だ」
志賀「この風船固いね」
吉田「疲れました…」
志賀「これでも結構な量…な気がする」
吉田「僕も暇って訳じゃないのに…」
志賀「…嫌なら1人でいいよ、できるから」
吉田「いや！やります！」
志賀「そのやる気は何処から沸くんだか」
1年生まれが違うだけでこんなに活気が変わるとはね…。
あれ？河村さんから電話だ。
この前の企画の小道具に不備はなかったはずだけど…。
志賀「もしもし？」
河村「志賀くん、暇あったりする？」
志賀「えーっと、来週は午後なら暇ですよ」
河村「月曜日僕の家来てくれない？」
志賀「え」
あれ？河村さんって川上さんと付き合ってる…。
…俺行ったら殺されるんじゃ？
河村「大丈夫、川上もいるから」
志賀「えっ俺は何しに行くんですか」
河村「…来て欲しいな〜」
志賀「濁さないでくださいよ」
河村「…月曜日待ってるよ✩」
志賀「あっちょっと！」
…切れた。
一体何を企んでるんだ…？
吉田「志賀さーん」
志賀「んー？」
吉田「誰と連絡とってたんですか？」
志賀「河村さんだよ、なんか色々濁されたけど、とりあえず行ってみる」
吉田「無理しないでくださいね」
志賀「ありがと」
吉田くんほんとにいい子だなぁ…。
あのスパルタイカプロデューサーも吉田くん
みたいに優しくなってくれないかな…。
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作者名：紅思匡 | 作成日時：2019年3月30日 8時
