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のべくんside
河村「東大生なら初対面の人と劇作れちゃう説〜！」
みんながみんな盛り上りを見せる。
僕も便乗して盛大に拍手した。
伊沢「はいどうも！quizknock編集長のいざぁです！」
川上「川上です」
渡辺「こうちゃんです！」
山本「山本です！」
福良「福良です」
須貝「ナイスガイの須貝です！」
河村「画面外の河村だっ！」
伊沢「そして本日は今大人気のこの2人に来てもらっちゃいました！」
こちらをちらっと見つめる伊沢さん。
あっ、自己紹介しろってことか。
のべ「Prismoonののべくんと」
さく「さくです」
のべ/さく「よろしくお願いします」
河村「じゃあ、企画の説明していきますよ」
河村さんが机の上に有名すぎるあの絵本を投げてきた。
伊沢「桃太郎…？」
河村「はい、今からこの7名で超絶演技力を見せつけて桃太郎を完成させてください」
福良「ざっくりし過ぎじゃない？」
河村「でも皆さん、頭いいんで」
多少の沈黙が走る。
だって…ねぇ…。
のべ「俺らまだ17っすよ？」
河村「偏差値80の奴らに年齢なんて関係ないです」
のべ「そんなルール聞いてないっすよ！」
さく「厳密には俺まだ79ですよ」
伊沢「高校生にしては充分な偏差値だよ！」
伊沢さんキレっキレのツッコミ。
河村「てか、Prismoonのお二人さん演技動画出してるから、頭脳とか関係なく本業じゃないですか」
のべ「あぁ…まぁ、そうっすね」
河村さんに論破されてしまい
何も言えなくなったその時に
くちを開いてくれたのは川上さんだった。
川上「動画みたけどね、桁違いの演技力だった」
須貝「俺も勿論見たんだけどね、本当に声優みたいで癒しもあるし本気の時のヒステリックな演技も中々だったよ」
のべ「ありがとうございます！」
この2人はリスナーなのか、俺らの動画を
既にみてくれていたらしい。
東大生に見られてたなんて…
なんか恥ずかしくなってきた。
渡辺「これってまさか、俺が穴なんじゃ…？」
さく「演技は慣れなんで、仕方ないですよ」
渡辺「俺さ、サラッと侮辱されてない？」
山本「まぁ、僕はこっち系得意なんで」
須貝「…イアホン人狼な」
川上「あれはやばかった」
伊沢「お前も人狼だったじゃん！」
僕も今話題になっている動画は見たことがある。
面白いし、何より2人に騙しのセンスがある。
のべ「面白くなりそうですね」
さく「やるからには本気だな」
のべ「うん！」
河村「じゃあ、配役考えてやっちゃいましょう」
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作者名：紅思匡 | 作成日時：2019年3月30日 8時
