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Aside
ギリギリセーフ…。
電車が1本ズレてしかも遅延してて
5分前に間に合わないかと思った…。
実野辺「…じゃあ、押すよ」
インターホンの前で改まって
大きく深呼吸する。
…こっからは動画内ののべくんだ。
実野辺Aじゃない。
明るいキャラに入れ替えて、
さくの方を見る。
準備OKのサイン、サムズアップを確認し、
俺はインターホンを押した。
河村「おー！こんにちは」
のべ「こんにちは！」
さく「本日はお誘いありがとうございます」
河村「待ってたよ、さぁ、中に入って」
お邪魔します、と2人で声を揃えた。
伊沢「あ！今大人気の！」
のべ「僕らのことしってるんすか？！」
伊沢「もちろん！」
のべ「すごい光栄です！」
このクイズ王伊沢様様に存じ上げていただいてるなんてなんとゆう光栄なんだろう。
ここまで俺らも頑張ってきたと実感した。
山本「やっぱりのべくんはげんきだね！」
のべ「それだけが取り柄なもんで…」
この小動物みたいな方すごい可愛い。
年上のはずなのに、弟気質な感じだな。
福良「画面で見るよりもやっぱ綺麗だし声もいいね」
のべ「褒めても何も出てきませんよ」
福良「いやー声聞くだけで落ち着いちゃうな」
この方は確か…福良さんって方で問題提供とかしてるすごく頭のいい方…だよな。
川上「…須貝さん？起きて下さい」
軽く意識飛んでる方がいる…。
そんなに俺らとのコラボ嫌だったのかな…。
須貝「…あえるなんて、Prismoonに会えるなんて…」
あっ違うみたいむちゃ安心←
さく「あの…大丈夫ですか…？」
川上「大丈夫やよ、今日はほんまありがとな」
さく「あっ川上さんでいらっしゃいますか」
川上「そうやけど…」
さく「…ありがとうございます」
川上「ええよええよ」
すごい丁寧でクールなさく。
かっこいいけどいつもと違って
何故か少し距離ができてしまいそうになる。
須貝「ほんっっっとありがと！」
川上「俺が聞いてた理由わかりました？」
須貝「もー全部わかったよほんとありがと
さくくんも来てくれてありがとね、会えて嬉しいよ」
さく「えっと…？」
須貝「あ、自己紹介まだだったね、俺は…」
河村「ちょっとストップ」
聞き覚えのある声に従って
みんなが静まりかえる。
河村「企画、やるよ」
伊沢「まさか…」
河村「では皆さん、カメラ回し始めますよ」
その言葉を放った途端
場の空気は少し変わった。
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作者名：紅思匡 | 作成日時：2019年3月30日 8時
