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Aサイド
どんどん雪菜先輩に近づいていく永井先輩。
最近、対人恐怖症による発作は酷くなっているのは聞いていたけど…
焦る雪菜先輩を見て笑ってしまった。
だけど、手が小刻みに震えていた。
このままじゃ…気づかれる‼︎
どうにかしようと考えるけど…
思い浮かばない。
「おー、国語すげー。」
声を押し殺して笑う私を睨む雪菜先輩。
だって…永井先輩のてっ天然ぶりに…w
「俺もさー、実力テスト出したんだけど」
ヤバイ…これはガチでヤバイパターンだ‼︎
「国語の偏差値40いかなくてさー」
偏差値？なんじゃそれ…？じゃなくて‼︎
何か方法は…
そう考えてるうちに喋り足りたのか永井先輩は自分の席に戻っていった。
危なかった…
そう思ったとき…自分にも危機が訪れた。
「ねぇ〜王様ゲームしない？」
西園先輩⁉︎
ピンチ到来のようです。
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作者名：ロイア | 作成日時：2014年6月7日 20時
