ブルースター (ページ12) - 小説

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Aサイド
対人恐怖症…

それは私が始めて聞く単語だった。

対人恐怖症は人を怖がり触られると吐き気がする病気？らしい。視線恐怖症などとも言う。

それを聞いて私はあまり驚かなかった。

それまで、いや…会った時からこの人は人と接するのが苦手なんだな…そうなんとなく気づいていた。

先輩が対人恐怖症になった原因。それは…

性的いじめ。

昔の学校でいじめられていたのが原因。

『でもさーいじめた奴らは…覚えてないよ～』

『え？』

『どれだけ恨んでもね～覚えてないんだよ…』

今日のトークはこれで終わった。

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作者名：ロイア | 作成日時：2014年6月7日 20時