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善逸「このやろおぉぉぉぉお爺ちゃぁぁぁんん゛!俺への嫌がらせか!そうだ嫌がらせだぁ!」

『………桑島慈さん、君のお爺ちゃんなの?』

善逸「血は繋がってないんだけどさッ!女に騙されて借金してたところを助けられたの!」

『そっかぁ、やっぱ桑島慈さんいい人だぁ…』

善逸「こっからだよ!なんか勝手に剣士候補にされてさ!?いつの間にか師範と弟子の関係だったよ!そしたら毎日地獄の鍛錬なんだよいいいぃやぁあああぁぁぁぁあ!」


善逸「こんな地獄な鍛錬だったら死んだほうがマシだったよもう!最終選別でやっと死ねると思ったのにさ!?運良く生き残っちゃって今に至るんだよ俺はきっと今回の任務で鬼に喰われて死ぬんだ!死ぬんだぁぁぁ!」









『大丈夫!善逸くん、強いもん!』


善逸「………」









善逸「ねぇAちゃん今の話聞いてた!?!?」








『え、聞いてたよ!?』


善逸「絶対聞いてないよね!?ねぇ!だって俺の弱い証明になる昔話したのにさ!?『強いから』ってねぇ!」

善逸「そっかそっか、やっぱり俺が目の前で鬼に喰われて死ななきゃ分からないってか!くぅー!俺の命日は今日なのかぁ!」



『善逸くんは死なないよ!私は善逸くんが1人で鬼を倒しちゃって、生き残る方にかける!』


善逸「いつの間にかけ始まったんだよぉ!!それに損したくないならかけない方が良いよ!大事なことだからもう一回言うけど、俺弱いから!!!」


『よーしそうと決まったらまずは鬼の情報調べて回ろう〜!れっつごー!』


善逸「ねぇ!?!?もしかしてAちゃんって天然だったりする!?だよねぇ!?」


『ほら立って!一緒に情報集めてこよう!早くしないと日が沈みますよー!』









善逸「ひャッ!?!?ちょっとAちゃんッ!!!」



『え?何?』



善逸「……その…えっと……手……」









待って、何これめっちゃ恥ずかしい。





私のバカバカ、何やってんだぁ…!







いくらなんでも手を…手を繋ぐのは…!!

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ダリア(プロフ) - 原作寄りで、すごく読みやすくて、すごく面白い!星の呼吸ってかっこいいし可愛さもあって良いですね!これからも楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年12月13日 17時) (レス) id: 512f53fbf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華 | 作成日時:2019年12月7日 11時

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