【wrwrd!】鬼化の実験の失敗作 (ページ35)

今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:186,530 hit

#35 ページ35

gr「A聞こえか？｣

総統様から連絡がきた。

『はい、聞こえます』

gr「お前に仕事を頼みたい

　トン氏を寝かせて来てくれ

　今日で3徹夜目なんだ。｣

『了解しました』

私は書記長室に向かった。

-------------------

ノックをする。

『トントンさんAです』

tn「あぁ、入ってくれ｣

ドアを開ける。

そこには万年筆を必死に動かすトントンさんがいた。

tn「ワイに何かよう?｣

『総統様の命により、トントンさんを寝かせろと』

tn「大丈夫やでそれより早く書類をせんと｣

相当、疲れているようだ。

少し手荒いが仕方ない。

『失礼します』

私はトントンさんをお姫様抱っこをした。

鬼の力を少し出して身体強化すれば大人ぐらい軽々持ち上がる。

トントンさんはびっくりして声も出さない。

静かにベッドに下ろす。

『さぁ、どうぞおやすみ下さい』

トントンさんに毛布をかける。

tn「いやだから、俺は眠らん···｣

数秒で目を閉じてしまった。

眼鏡を外して机に置く。

トントンさんを起こさないようにベッドから離れる。

そして机にある書類を見る。

少し手伝っておこう。

そう思い私は書類を整理し始めた。

-----------------

tn「ん～｣

書類をやって数分後トントンさんがうなされてた。

tn「グルさん···、皆···｣

どうやら悪夢を見ているようだ。

このままだと目が覚めてしまう。

トントンさんの頭を優しく撫でる。

そういえば、姉さんも私によくやってくれたっけ。

しばらくしてトントンさんは安らかな顔になった。

それを確認し、また作業を開始する。

--------------

tn「ん、んん～｣

ベッドから起きる音がする。

tn「Aすまんな、どんくらい寝てた？｣

『４時間くらいです』

tn「な!? ヤバい、書類｣

『書類大体終わらしときました

　では、私はこれで』

そう言い私は早急に部屋から退出した。