57人目Side幻太郎 ページ21
「はぁ"?」
「ひっ!?ど、どうしたんだよ乱数!!」
「あっ!!いっけなーい☆僕ったらうっかり!!ごめんね帝統♪」
乱数のスマホから通知が来て、内容を確認してからこうだ。
思わず素が出るなんて…
一体どんな内容なんでしょう?
「乱数、誰からなんです?」
「一郎から〜」
「どんな内容か聞いても?」
「別に話してもいいけど〜…幻太郎多分怒っちゃうよ?」
「妾は寛大なので、滅多な事では怒らな…」
「Aに彼女出来たって!!」
「あ"ぁっ…!?」
「げ、幻太郎まで…」
「やーん幻太郎コワーイ♪」
し、しまった!!
思わず素が…って素ってなんですか!?
「べっ、べべべべ別に!?小生はAの事なんかどうでもいいですし…!?Aが誰と付き合おうが小生には関係なっ…」
「え、何その反応…今時少女漫画でもしないよ?」
「………なんて、嘘ですよ?ちょっと小芝居うってみただけ…」
「まぁ、彼女は嘘だけど♡」
「なっ……!?」
「それも嘘だったのか!?」
「ただAにメロメロな女の子が居るってだけ♪」
ゴメンネッ♡
乱数はそう言ってキュルンと効果音が付くように可愛らしく笑う。
しかしその瞳の奥は笑っていなかった…
「まったく…Aは僕のものなのに!!めっ!!だよ!?」
「別にAが誰と付き合おうが勝手だけどよ…Aの家に帰れなくなるのは嫌だな…」
「帝統…?帰れなくなるとは何です?小生怒らないから言いんしゃい?」
「俺Aのペットだからよ!!もう俺ん家同然じゃ…」
「元いた場所に帰りなさいこの泥棒猫がっ…!!」
「に"ゃっ!?怒らねーつったじゃねぇかよ!!」
帝統の首根っこを掴み上げる。
思わず感情的になった小生の手を押さえニコッと笑う乱数。
「まぁまぁ…ライバルはここだけじゃないんだし、取り敢えず殺るべき事があるんじゃない?」
明らかに字が殺意を隠しきれていないが…
今はツッコまないでおこう。
「てかこれ絶対他のメンバーも知ってるよね…」
「他のって…バトルのメンバーか?」
「これは実質…“争奪戦“の形になりますね」
あの人が関わっているのだから何もしないなんて有り得ない。
「良いじゃん?丁度良いし、この際Aが誰のものなのかハッキリさせよっか♪」
「良いなそう言うの!!何か燃えてきたぜ!!」
虎視眈々とはこの事を言うんだろう。
かく言う俺もだが…
「ふふっ、良い小説のネタができそうだ…」
勿論、最後に結ばれるのは私ですけど。
¯
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ひねんちはね(プロフ) - ああ゛…更新頑張ってくださぃぃぃいい!続き待っております!!! (2021年10月19日 3時) (レス) @page35 id: 30f9b6695d (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - 更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月13日 1時) (レス) id: b6500f375f (このIDを非表示/違反報告)
華月 - 自分も十四君が気になります。これからも更新頑張ってください(*^^*)待ってます! (2019年9月26日 1時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
hrmk。(プロフ) - 白猫さん» 待っててくださり有難うございます!!更新頑張りますね(泣) (2019年8月31日 9時) (レス) id: 6c7a6386f2 (このIDを非表示/違反報告)
hrmk。(プロフ) - 自宅警備員さん» ごめんなさい頑張ります(泣) (2019年8月31日 9時) (レス) id: 6c7a6386f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hrmk。 | 作成日時:2019年3月24日 16時