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葵枝「そうだったの・・・」
「すみません・・・」
葵枝「いいのよ。Aちゃんが元気なら」
炭治郎「それで、Aに昼ご飯を食べていって貰おうと思ってるんだけど・・・」
葵枝「いいわよ。きっとみんなも喜ぶわね」
そう言ってにこりと優しく微笑む炭治郎のお母さんは女神のよう。
「ところでみんなって?」
炭治郎「ん?あぁ、6人兄弟なんだ、俺達」
「えぇー!多いね!めっちゃ楽しそう」
禰豆子「むーー」
「ねずちゃんが妹だなんていいなぁ」
葵枝「炭治郎、ご飯作るまで店番してもらえる?」
炭治郎「分かった!」
「あ、ご飯作るの手伝います!」
禰豆子「むー!!」
葵枝「じゃあ2人ともお願いね」
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「美味しかったー!ご馳走様でした!」
葵枝「ふふ、Aちゃんも一緒に作ったのよ」
「いえいえ!葵枝さんの腕ですよ!」
あれから3人でご飯を作り、みんなで食べた。
炭治郎は店番してくれている。申し訳ない。
それから、ご飯を作る時、凄く懐かしいような感じがした。
前世もこんな風に作っていたのだろうか。
花子「Aお姉ちゃん!」
六太「頭撫でてー!」
「よしよし、みんな良い子だね」
茂「おれもおれもー!!」
そしてみんなととても仲良くなった。
名前は、料理中に葵枝さんの名前と一緒に教えて貰った。
みんな可愛くてどうしよう。
「あ、洗い物しておきます!」
葵枝「ありがとう。炭治郎、呼んでくるわね」
そう言って炭治郎を呼びにいった葵枝さん。
私もあんな母親になりたいなぁ。
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「お邪魔しました!」
葵枝「また来て頂戴ね」
禰豆子「むーむー!」
竹雄「・・・次は夜ご飯も食っていけよ」
「・・・可愛いっ!!」
竹雄「わぁ!頭撫でんな!」
「ばいばーい!」とみんなに見送りをされながら炭治郎と帰り道を歩く。
まだ帰らないで!と駄々をこねる姿も可愛かった。
炭治郎「悪いな、洗い物して貰って」
「こちらこそ!送って貰ってるし。それに花嫁修業ってね!!」
炭治郎「はは、相手が居るのか?」
「居ませんけども・・・」
そんな冗談を言い合って帰る。
とても心地良いこの時間がとても好きだ。
炭治郎「A」
「ん?」
足を止めた炭治郎。
振り向くと、目が合って、優しく微笑む姿が見えた。
炭治郎「何があっても、次はAの事、絶対守るからな」
力強く言う炭治郎の目から、逸らせなくて。
夕焼けが綺麗に輝いて、風がスカートを優しく揺らした。
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茉莉花 - 続き楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。 (2020年3月18日 15時) (レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)
音葉(プロフ) - 夢世_yumese_さん» 外すの忘れていました!ご指摘ありがとうございます!! (2020年3月13日 23時) (レス) id: 8716f3d7c0 (このIDを非表示/違反報告)
音葉(プロフ) - 実胡斗さん» ありがとうございますー!!是非是非好きになって貰えるよう頑張ります!良かったらじゃじゃ馬娘の方もよろしくお願いします(*^ ^*) (2020年3月13日 23時) (レス) id: 8716f3d7c0 (このIDを非表示/違反報告)
実胡斗 - 上手く言えないけど………,なんか好きな感じがします! (2020年3月13日 1時) (レス) id: b906cb60a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月14日 19時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音葉 | 作成日時:2020年2月14日 7時