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宇髄「で？そこの2人はいつまで拗ねてんだよ」
善逸「拗ねてないから！！？」
伊之助「･･･」
善逸くんはそうでもなさそうだが、あからさまにムスッとしている伊之助くん。
やっぱり謝ろう。忘れてるのは私だ。
「伊之助くん」
伊之助「･･･」
話しかけるとこちらをちらりと見たが、すぐに目線を外された。
･･･やっぱり怒ってるよね。
「ごめん、伊之助くん。その、忘れてしまっ」
伊之助「なんだそのくんってやつ！！」
「ん？」
急に声を出されてびっくりする。
君付けが嫌なの？さん付けた方がいい？伊之助さん？
伊之助「伊之助って、呼ばないのかよ」
胡座をかき、太腿にムスッとした表情で肘をついている彼に、思わずきゅんとしてしまう。
これが母性本能ってやつだ･･･。
「じゃあ、伊之助？」
そう呼ぶと嬉しそうな顔をして、俺は親分だからな！とわけわからないことを言い始める。
いやどこからその話になった？？
善逸「俺もいい？」
隣に居た善逸くんもそう言ってくる。
「じゃあ、善逸で！」
そして、善逸も伊之助と同じように嬉しそうな顔をする。
だけど、なんでだろう。何故か･･･
「なんか、呼び慣れてる感じがする。前も、こう呼んでたのかな」
そう呟くと、みんな悲しそうな顔な、切ない顔をする。
―どうして悲しそうなんですか？
その言葉をぐっと堪える。
この顔をさせているのは私なんだから。私がみんなを笑顔にしないと。
「･･･私、頑張るから」
炭治郎「え？」
「頑張って思い出すから。こんなに優しい人たちとの思い出を、忘れたままにしたくないんだ」
しのぶ「Aさん･･･」
「だから、少し時間をください！皆さんにこれ以上悲しい顔をさせたくないです」
そう言って、困ったように笑う私を見て、みんな優しそうに微笑んでくれた。
煉獄「そうか、ならば協力しよう。君がそう望むのであれば！」
冨岡「ああ」
宇髄「ド派手に思い出させるぜ！」
禰豆子「むー！」
そう言ってくれて安心出来た。
本当に、良い人達だ。･･･ちゃんと思い出さなきゃ。
伊之助「早く思い出せ！！」
善逸「いやいきなりは無理でしょ」
しのぶ「では、これからよろしくお願いしますね」
「はい！よろしくお願いします！」
*
冨岡「俺の事を名前で呼んでくれないか」
「ぎ、義勇先生？」
冨岡「違う。"さん"だ」
「それは流石に･･･」
しのぶ「教師と生徒ですよ。冨岡先生」
*
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茉莉花 - 続き楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。 (2020年3月18日 15時) (
レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)
音葉(プロフ) - 夢世_yumese_さん» 外すの忘れていました！ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: 8716f3d7c0 (このIDを非表示/違反報告)
音葉(プロフ) - 実胡斗さん» ありがとうございますー！！是非是非好きになって貰えるよう頑張ります！良かったらじゃじゃ馬娘の方もよろしくお願いします(*^ ^*) (2020年3月13日 23時) (レス) id: 8716f3d7c0 (このIDを非表示/違反報告)
実胡斗 - 上手く言えないけど………，なんか好きな感じがします！ (2020年3月13日 1時) (レス) id: b906cb60a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう！ 違反報告される場合があります。 (2020年2月14日 19時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音葉 | 作成日時：2020年2月14日 7時
