小さくなって6日目 ページ6
彼が彼女の服を借りに行き居なくなり
今この家には俺とこの子のみになる
さてどうするものか髪だけを乾かしてもしょうがないし
とかいい服を脱がすというのも子供だが一応女だしな
それも困る一つの理由なんだがもう一つあるんだ
それはこの子が俺の同僚と似ているという事
いや似ているというよりどう見てもあの彼女なんだが
白髪なんてこの日本にそう相違ない、それに先ほど目の色も確認したが彼女と一致こうなれば絶対に彼女じゃないか
どうすればいいんだ本当に
よく考えてみれば今の俺は沖矢昴彼女を知っているのは赤井秀一
彼女は私の事を知らない、いわば赤の他人
沖矢昴は彼女の事を知らない
相手はただの子供と思えばセーフになる、か
考えていてもしょうがない取り敢えず今は髪だけでも乾かすか
タオルで彼女の髪をふき
結局子供だからという理由で脱がせ体もふいておく
体が何となくふけたら毛布で包み温めておきまた髪をふく
彼女の髪はロングなわけで長い
中々乾かないわけでこれはもういっそ風呂に入らせた方がよいのでは
だが熱をだしているわけで入らす訳には...
暫く考えていると玄関の方からドタバタと騒がしい音がし、すぐに彼が来たと分かった
「昴さん持ってきたよ!!ってえ゛結局脱がせたの」
「あぁ髪だけ拭いても体が濡れたままでは冷えて当然、風邪をひく」
「風邪の前に熱がもう出てると思うけどね」
自分の額を彼女の額に当て体温を確認する
あぁ体以上にかなり熱くなっているな
「ボウヤそいつを貸してくれ」
ボウヤから紙袋を受け取り中に入っていたもの全てを彼女に着させる
サイズも丁度良く先ほどよりかは彼が彼女をまともに見れるようになっただろう
女という理由もあってかそれとも何かに抵抗があるのかボウヤは先ほどから彼女の事を見ていなかった、今の服に着替えさせてからはちゃんと見るようになったがなｸｸｯ
「(何で昴さんあんな同党と着替えさせてんだよ)」
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ローズマリア - ファイトです!!!!!!!!!!!!!! (2020年9月28日 22時) (
レス) id: 4001d860f3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐玲 | 作成日時：2019年10月23日 4時
