New 小さくなって1日目 ページ23
初恋というものは淡いもの
私自身すでにもう覚えていない昔の思い出
私よりいくつか年上のお兄さんに抱き着かれたり頬や額にキスをしてきたり、少しイヤかなり距離が近かったやつがいたことはぼんやりと覚えている。
顔や名前を思い出そうとしても靄がかかり思い道理には出てきてくれない
ただひとつわかることは
私はコイツの事が嫌いではなかったという事だけだ
29年前、私は降谷家の長女として生まれた
その数日後、私の叔父にあたる家でも長男が生まれた。
家も近い年も同じということと長男の家の両親は共働きの大忙しだったので私の家に預けられていたのは珍しい事でもなかった。
ほぼ毎日預けられていたものだからきっと私の親は幼い子供二人の子育てに苦労していただろう。
その幼い子供だった私たちが物心がついている頃には
私は「ねーね」と呼ばれており、私はその子の事を「れーくん」と呼ぶようになっていた
歳は変わらないが成り行きで呼んでいたのだ。
成長するにつれその後の人生は数えきれないほどいろんなことがおきた
私の両親は交通事故により亡くなり、従姉弟の零くんは日本の警察官になると言って警察学校に行った。
その間の私はアメリカに行き大学に通っており成り行きで正式なアメリカ人となり、いつの間にか国家の犬として働いている
私は断じて犬なんて思っていないけどな
そんなもの世間から見た評価、言いたい奴には言わせておけ。
私はその国家組織、連邦調査局の上の命令によりある組織への潜入捜査を実行している。
そのため今は故郷である日本に帰って来ているが…残念ながら今の私では零くんには、零くん達には会えない。危険を及ぼしてしまう可能性が高いからな
そのため実際に会うことは出来ないが彼の事について色々調べたら、なんと零くんは警察になるという夢をかなえ警察庁公安部の何処かにいるということは分かった。
それと同じく零くんのお友達も皆、無事それぞれの役所についていたみたいで安心した。
今でもたまにそのお友達の方とは連絡のやり取りはしているが零くんは役職柄そう簡単に連絡するわけにもいかず警察学校を卒業して以来一度もあちらからの連絡も、返信も返って来ていない。
つまりもう少なくとも7年は連絡をとってはいない
そんな中私も零くんも、もうすぐ29と歳をとる日が近づいてきた
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ローズマリア - ファイトです!!!!!!!!!!!!!! (2020年9月28日 22時) (レス) id: 4001d860f3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狐玲 | 作成日時:2019年10月23日 4時