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マンネライン動きます-3- ページ7

JK side



ああ。この人がヌナを悲しませたんだ。



どうしようもない怒りが込み上げたきた。



TH「な、!? やっぱりこのひとがっ」



視界の端でテヒョンイヒョンがあの女に飛びかかりそうなのが見えた瞬間、



JM「あの、すみません」



それよりも早くジミニヒョンが動いていた。



女「え!? な、なに!?」



一瞬驚いた様子を見せるがヒョンを見て、うっとりする女…



正直気持ちが悪い



女「あらぁ…BTSの…
ふふっ…私になにか用?」



女は自分に好意を持っていると勘違いしたのかヒョンを誘うように無駄に開いた胸元をチラつかせる。



ああ、吐きそう。ヒョン大丈夫かな



JM「用っていえばそうですね
…いまの話なんですか?」



あくまでも冷静なヒョン。てか、後ろ姿でもわかるよ…



ジミ二ヒョン…



ガチで怒ってる…



女「え???はなし?はなしってなんのこと??」



ドンッ



TH/JK「ビクッ」



いきなり大きな音がしたと思ったらジミニヒョンが女の顔ギリギリに壁を殴っていた。はたから見たらいわゆる壁ドンだけど…



TH「これは久しぶりにみるな…(唖然)」



近くにいる僕達ならわかるけど、これはそんな甘いものには見えない



僕もテヒョンイヒョンも滅多にジミニヒョンが怒ってるところは見ない



いつだってニコニコ笑顔のジミニヒョンはarmyたちからも天使と呼ばれるほどなのに



JM「とぼけないでください
あなたはAのステージを潰そうとしてましたよね?
照明を落とす?
どこに落とすつもりだったんですか」



女「え、そ、それは…」



瞳孔がめちゃくちゃ開いてるよ。ヒョン…



TH「ねぇ君は僕の大切な人を傷つける気だったの?
ああ、違うね
もう傷ついてる」



テヒョンイヒョンにはヌナが言ってもないのにヌナが感じていることがわかるらしい



双子だからといってしまえば簡単なんだけどなんでだろうね


ちなみにそれが外れたことはない


今ヌナは悲しんでるんだ



きっと次リハーサルの僕たちに迷惑をかけたことで自分を責めてるんだろうな



JM「目、反らさないでください
あなたがやろうとしたことは犯罪ですよ?」



アーミーでもあんなにジミニヒョンに見つめられたことないだろうね



まぁ、あの顔のヒョンに見つめられて泣き出さない女なんているのかな



まあ、でも



僕も珍しく



ヒョン以上に怒ってると思うけど…

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作者名:あいす。 | 作成日時:2021年4月30日 1時

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