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ヌナとヒョン ページ32

JK side




ステージを無事終わらせたあと、テヒョンイヒョンと僕はヌナの元に駆けつけた




病院の匂いはなぜか僕を不安にさせた




Aヌナはただの風邪だ




大丈夫。大丈夫。




そう言い聞かせないとどうにも平常心ではいられなかった




病室の前につくとテヒョンイヒョンはドアを開けるのを躊躇った




JK「ヒョン?」




TH「ジョングガ、ごめん
ちょっとここで待ってて」




JK「え…?」




TH「待っててね」




有無を言わせずテヒョンイヒョンは僕を置いてヌナの病室に入っていった





……………




僕も会いたかったのにいいいい





いつもなら会いたいの気持ちを優先させたけど…





今日は我慢することにした




ヌナはいつだって僕に弱い姿を見せないから




僕が入るときっと自分の体より僕のこと心配して無理に笑うに決まってる




どうせ入れないのにここまで来た理由は




正直いてもたってもいられなかったから




どこにいたってヌナのこと考えちゃうんだよなあ




いつもヒョンが羨ましい




ヌナが本当に辛い時辛いって言える相手はきっとヒョンだけだから




僕やジミニヒョンの前じゃ絶対に出さない感情をヒョンには見せるんだ




いや、ヒョンは感じ取れるんだっけ…




双子ってすごいなあ




でも、ヌナと兄弟だったらって思ったことはない




テヒョンイヒョンはどこまでいっても結局Aヌナのお兄ちゃんだから




僕は…




それ以上になる予定…





って、いま考えることじゃなかったああああ





大丈夫かなあ。やっぱり心配だなあ。




悶々としていると横を通った看護師さんたちに変な目で見られた




MJ「おいそこのイケメン」




JK「あ、マネヒョン」




MJ「病室前で暴れるな」




JK「暴れてないですよ
ヌナのこと考えてただけです」




MJ「あの人顔はなんかBTSのジョングク似だけどなんか暴れてる…
ちょっとこれ警備員よぶ?
さっき通った看護師たちの会話だぞ」




JK「…………???」




僕が無意識に暴れてるわけない




どっかの破壊神ヒョンじゃないんだから




MJ「はぁ…
テヒョンは中か?」




JK「そうですよ」




なんのため息だ。マネヒョンは相変わらず僕に失礼だ。




MJ「Aは今日入院させるから早めに帰れっていっといてくれ
イケメンも帰れよ
長居するな」

らち→←君のそばにずっといたい



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作者名:あいす。 | 作成日時:2021年4月30日 1時

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