カムバック-5- ページ28
TH side
また無理して笑ってる彼女
この笑顔を見るのは何回目だろうか
Aはみんなに期待されてて、その分プレッシャーも多いから
風邪を引いただけで彼女はよりプレッシャーを感じてしまう
ああ、なんでだろう
君が本気で楽しんでる仕事なはずなのに、
君が頑張っているのをしっているのに
僕はどうも最低みたいだ
君が傷つかず、ただただ幸せにいれる場所で2人で過ごしたいと思ってしまう
練習だってステージだって、輝くAはいつだって僕だけのAじゃなくて
君が疲れることのない場所に連れてったげたい…
TH｢よしよし。最高のパフォーマンスだったよ
A、頑張ったよ｣
You｢全然っ
体思うように動かなくって
後ろのダンサーのこにも迷惑かけて
ぐすっ
風邪とかいいわけできないよ
体調管理できてないとかプロ失格すぎて
アンコールも声ガラガラで最悪の表情だったきがする
ほんとっだめだった｣
そんなことない…絶対に
Aがステージに立つだけであの歓声なのに…
君は気づいてるかな
どんな君でも輝いてる
今日は新曲でさらにプレッシャーがかかっていたのに、誰の目に写っても完璧なパフォーマンスだった
だから僕は
みんながこれだけ褒めたたえて、憧れて、好きでいる、キム・Aを
君が君自信を
責めるのを見るのが苦しいよ…
TH｢そんなことなかったよ
みんなA最高ってかっこいいって言ってたよ
バックダンサーのミスもカバーしててえらかったよ｣
You｢ぐすっ｣
あー、でも泣いてるのも可愛いって思っちゃう僕はだめなお兄ちゃんなのかな笑
小さい頃、ほんの少しだけ君と過ごした時間を思い出すよ
いつも笑顔でちょっぴりやんちゃで、たまに泣いてた
一緒の歳なのになあ
どうしてこんなに妹が可愛いんだろ笑
Aだからかな…笑
TH｢ほら、もう目を閉じて
大丈夫。大丈夫だからね
Aは今日いっぱい頑張ったんだから
もう寝ようね｣
もう一度頭を優しくなでる
You｢う…うん
…すーすー｣
少し呼吸が落ち着いたみたいで、Aは眠りについた
はぁ。頑張りすぎなんだよ…
マネヒョンの走ってくる足音が聞こえた
そろそろ僕は戻らないといけないな…
名残惜しいから、Aの髪にキスを落としてテヒョンは部屋を出た
TH｢サランヘヨ A
いい夢をみてね｣
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作者名：あいす。 | 作成日時：2021年4月30日 1時
