Phase.01《4》 ページ6
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気付いたら黒い爆発が起きていた。
直ぐ気絶してしまって良く覚えていない。
原作の知識は直前になって思い出す。
意識を取り戻した今、原作を思い出すことで何が起こったか把握する。
目蓋を開き椅子に座る人物を見る。
その人は私を一瞥したら少し微笑み、こう云った。
「ポートマフィアへようこそ……」
「―――中原中也君」
招かれたくもない処だ。
拘束されたのも随分久々……。
初めては羊を助けに云ったときだろうか。
あの時は大変だった。
台詞は何だったか。
―――忘れてしまった。
「……昨日は私の部下相手に八面六臂だったらしい。
流石羊の長だね」
「邪魔が入って台無しだがな。
其れ絡みだろ。俺を呼んだのも」
荒覇吐について―――、と続けようとすると、
お邪魔しまーす。と云う気だるげな声が入ってきた。
枯れ木野郎だ。
「………」
「無言で睨まないでよ。僕怪我人だよ？
君は元気そうで良いねぇ、脳と身長の代わりに元気に栄養が行っているのだね……。可哀想に」
「身長の話をする手前は性格に難があるんじゃねーの」
そうかもね、許してよチビッ子君。と全く反省してないような返事をして私を髪を荒らす。
いや、よしよしって云ってるから撫でてるのか……？
見下されてるのか私。物理的にも。
「……はぁ……」
「めんどくさい子供の相手してるみたいだからやめて其れ」
「めんどくせぇ子供だろ手前は」
頬を引っ張ってきた。痛い、絶対手加減してない。
首領が子供を見るような目で見てくる。
仲良いねぇ、とまで云ってきた。言い返したい。
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続く (更新停止中)
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眠いちゃん - lokilokiさん» 全然大丈夫です〜！ 寧ろありがとうございます！ (1月20日 14時) (
レス) id: 07b28c2f89 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠いちゃん | 作成日時：2023年11月4日 21時
