＊episode23 ページ26
ふと、私の目に捨てられたビール瓶がうつった。
ガラス製の器の中に、微かに液体が入っている。
ベンチから腰を浮かせ、瓶に手を伸ばす。
ひんやりとした表面にビクリとしながらも、顔の前まで持ち上げる。
瓶に私の暗い瞳がうつった。
あ(…あぁ。まるで……)
死んだ魚のような2つの目が私を見つめていた。
するっと瓶が私の手の中から落ち、けたたましい音を立てながら割れる。
静かな住宅街にその音がやけに大きく響いた。
ぎらりと怪しく光る割れた瓶を見つめ、私はふと思った。
あ(…もう、このままいなくなってもいいかな。もう、疲れたよ…)
1つ瓶の破片を拾い上げ、しげしげと見つめる。
すっと腕が首に伸びた。
その動きは、自分の腕が動いているようではなくて。
まるで他人の腕が動いているようだった。
それからの記憶は、ない。
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レミィ - めっちゃ続き気になります！楽しみに待ってます！！ (2017年8月14日 14時) (
レス) id: 0799c0de6a (このIDを非表示/違反報告)
芽夢(プロフ) - 夢望さん» ありがとうございます！今、テスト期間なので、もう少ししたら更新の頻度あげます！ (2017年6月19日 22時) (レス) id: 85a4a46a80 (このIDを非表示/違反報告)
夢望(プロフ) - めっちゃ面白いね！早く続きがよみたいですー！ (2017年6月16日 19時) (レス) id: 70549c03a1 (このIDを非表示/違反報告)
芽夢(プロフ) - ドS娘さん» 上手くないですよ！wほぼ模写みたいなもんです(^_^;) (2017年6月7日 6時) (レス) id: ae37f732a1 (このIDを非表示/違反報告)
芽夢(プロフ) - httpさん» ありがとうございますっ(；_；)頑張ります(*´∀｀*) (2017年6月7日 6時) (レス) id: ae37f732a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽夢 | 作成日時：2016年7月24日 12時
