さようなら ページ5
夕焼けが綺麗なある日。
小さな花屋に行くのは、もう僕の日課と化していました。
今日もまた、少女の話が聞きたい。
けれどそこには誰もいませんでした。
「ねぇ、いないの？」
取り残されたのは一輪の赤い薔薇と白い手紙。
僕はその手紙と薔薇を手に取って、その書いてある文字を読みました。
『いきなりいなくなってごめんなさい。
私が�爐い覆�なろう�瓩隼廚辰燭里蓮�貴方に自信が付いたと思ったからよ。
いつも下を向いて帰っていた貴方に、私は自信を付けさせたかったの。
貴方に必要な物を私は付けさせたかっただけ。
私はこの世で自信が無い人達に生きる意味を教えているの。
私が「もう大丈夫」と思ったら姿を消すわ。
だから貴方は「もう大丈夫」。
きっと何だって出来る。勉強も運動も、友情関係も全て。
私の言葉を思い出して。
それでいて明るく、笑顔で。
また、会えるといいわね。さようなら。』
僕は涙が溢れました。
今まで少女が僕にしてくれた事は全て、僕の為だったのです。
有難う、アン。
その言葉に何度救われたことか。
僕は君の存在を好きだと思うよ。
人に希望や勇気、自信を与えてくれる君を。
そしてこれからも、僕みたいな子を助けてあげて。
笑顔で前を向ける様な人に。
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さやや - 読み終わった感想ですが…… 良い話ですね！ (;_;) ６ページでここまで書けるのが羨ましいです。設定キーや作品ジャンルを入れると多くの方々に見てもらえると思います。文章のアドバイスで言うと、情景描写をもっと入れるといいと思います。 (｡-_-｡) (2017年6月13日 22時) (
レス) id: 8cd82bdab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青行燈 | 作成日時：2017年6月13日 20時
