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ASide
パパのお葬式がおわった後、スーツを着た怖そうな顔をした大人が私の元へ来た。
弁護士1「こんばんは、美門Aちゃんであってるわね？早速で悪いのだけど、あなたの身元保証人…親戚はいたりする？」
私に親戚はいないため首を横に振った。
弁護士1「そう、あのねあなたみたいな小さな子どもは成人した大人と一緒にいないといけないの。だから…孤児院にいってもらいたいんだけどいいかしら」
孤児院…行くとなったら、イザナたちがいたところにいくのかな。
前までいたから抵抗はないけどもし孤児院に行ったらせっかく仲良よくなった圭介たちと離れ離れになっちゃう。
私は行きたくなかったため顔を下に下げた
異様な雰囲気を感じ取ったのか涼子さんと真一郎くんが私の傍に来てくれた。
真一郎「すいません、どうしたんですか？」
真一郎くんがさっきの人たちに事情をきいた
真一郎「あぁ、身元引受人の話か…俺のうちで預かりたいけど、俺の家は万次郎たちがいるからな、じいちゃんにも聞かないといけねぇし」
真一郎くんが弁護士の人と話している間、涼子さんは腕を組みながら何かを考えていた
涼子「それなら…うちに来るのはどうかしら？」
名案だと思わないと言いながら私の方をみて、弁護士の人たちをみた
涼子「この子、親が常に出張で家にいないから、私の家でご飯とか食べていたんです。それが毎日になるだけで、私の方も負担にならないし、何よりせっかく仲良くなったのに離れ離れって辛いじゃない？」
涼子さんと真一郎は私のために、一生懸命解決策を考えてくれていたみたいで、涙がでそうになった
涼子「圭介にも伝えれば多分了承するとおもうし…なにより子どもたちも離れたくないみたいだしね」
腕を組み直して、圭介達の方をみたため、私達も涼子さんの向いている方をみた。
すると圭介たちが集まって何やら話していた。
たくさんの人達の視線に気づいたのか圭介達が私達が見ていることに気づきこっちに走ってきた
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作者名：たい焼きくん | 作成日時：2023年3月9日 4時
