君を探すためⅢ【東京リベンジャーズ】【鬼滅の刃】 (ページ20)

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夏休みも終わり、蒸し暑い季節から肌寒い季節へと移り変わり、桜の本格的なシーズンの前に学校で毎年行われる卒業式の季節になった

今日卒業式に参加するのは圭介、マイキーくんたちの二人だ。
ドラケンくんたちの卒業式に参加したかったけど、圭介たちの卒業式と被ってしまい、残念ながら行けなくなってしまった。
けど、写真は後で見せてくれると言っていたので、それを見ようとエマちゃんと話していた。

【卒業生入場】と先生の声とともに体育館の扉が開かれた
一人ひとりお辞儀をして自分の席へと歩いていく。
それはマイキーくんと圭介も同じだった。

しっかりとお辞儀をし、背を張りながら入場していく。
しかしマイキーは保護者席をチラっと見たかと思うと、私達の方向けて大きく手を振った

私達はそれをみて苦笑い
マイキーくんらしいや。

自分の席に着くと先生が駆け寄り、何かを話していたが、十中八九注意されていたのだろう。
それも見えて私達は顔を見合って笑った

卒業式も終盤に差し掛かり『呼名』に入った。
ここでは巫山戯ることもなく真剣に取り掛かったのでホッと胸を撫で下ろす

そして、全員が立ち上がり合唱になった
みんなが歌っていたから、圭介の声はもちろんマイキーくんの声も聞こえなかったけど、来年からは圭介たちがいない学校生活になり、それと同時に私達が最高学年になるんだなとしみじみ思う。

＿＿＿＿＿

卒業式も無事に終わり、ドラケンくん、春千夜くんと合流して全員でパーティーをする
三ツ谷くんはお母さんが帰ってきているから、家族とパーティーをするため、参加できないみたい。
残念…

パーティー会場は佐野家。
卒業式が始まる前に急いで飾り付け、料理の下味を付けておいたから、焼けば完成。
すぐに食べれる状態にしておいたので、みんなより一足先に帰り、下味をつけておいた食材を焼いていく。
盛り付けもしっかりと終わったところで圭介たちが帰ってきたため、エマちゃんと一緒にクラッカーを持ち、扉が開くと同時にクラッカーを鳴らした

急のことだったのでみんなびっくりして目が飛び出そうだったけど、エマちゃんと一緒にみんなの手を引っ張りご飯が並べられてるダイニングへと移動しご飯を食べ進めた。

美味しいと言ってくれて好評だった。
食後にはデザートをだし
忘れられない一日になったらいいなぁと願いを込めて、みんなにそれぞれプレゼントを渡しあった。