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でも普通の肝試しとは違う
先生が持っていたフリップには暗殺肝試しと書いてあった



「暗殺肝試し?」



「先生がお化け役を努めます 久々にたっぷり分身して動きますよぉ もちろん先生は殺してもOK!」



これなら暗殺旅行の締めくくりにはピッタリでしょうと得意げに話した



この時は気づかなかった…
先生の別の思惑に




「A、一緒に行こうよ」



カルマがいつもの通り私に声をかけてくれた
でも、それは私にとって嫌な予感でしかなくて




「知ってるでしょ…私が怖いのあんま得意じゃないの」



そう、私はホラーとか肝試しなどの類が苦手なのだ




「別に洞窟の中入って突然姿を消して怯えてるAを見たいとか思ってないから」




完全に思惑が口に出てるカルマ
私は絶対に組みたくないと思い逃げる…が
周りを見るともう既にペアが出来上がっていた



「…わかった でも絶対おどかさないでよ!」



そう言うとニヤリと笑い渚くんの元へ行ってしまった




私たちの出番になる



カルマが懐中電灯を持ち私は後ろを歩いた
結構くらい…どこで先生が出てくるかわかんないからナイフを持って進む





「ここは…血塗られた悲劇の洞窟」





その声に私は驚きバランスを崩した
するとカルマがすっと私の肩を抱く




「…殺せんせーの分身じゃん ビビりすぎ笑」




カルマが馬鹿にするように笑う
私は悔しくなって代わりに分身の殺せんせーをナイフで刺しまくった




周りを警戒しながら奥へと進む
するとカルマがねぇ、Aと真面目なトーンで呼んだ

4→←肝試しの時間



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作者名:みづき | 作成日時:2020年3月17日 21時

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