検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:154,045 hit

11 ページ10

みんなで机のリングをつくる


私の心の中はなんだかすごくザワザワしていて他のみんなもそれは一緒で複雑な表情を浮かべていた





「ただの暗殺は飽きてるでしょ 殺せんせー ここはひとつルールを決めないかい」




「リングの外に足が着いたら死刑 どうかな?」



シロさんが表情の読み取れない声で先生に仕掛ける
このルール設定
先生を殺すのにあまりにも適役すぎる




「なんだ、そりゃ 負けたって誰が守るんだそんなルール」


杉野くんがぶすっとした顔で文句を言う

「違うよ、杉野くん みんなの前で決めたルールを破れば先生としての信用が落ちる だから逆にルールを設定するのは効果抜群なの」




「…いいでしょう ただしイトナくん 観客な危害を与えた場合でも負けですよ」



私の予想通り、殺せんせーはこの条件を飲み勝負に挑む準備を始めた

心臓の音がうるさい
こんな異様な空気に押しつぶされそうだった





「暗殺…開始!!!!」





シロさんの声と同時に私たちの目はただ1箇所に釘付けになった
切り落とされた先生の腕ではなく…







「「触手!?!?」」






…だからか
触手で全部弾いているから雨に濡れ無かったのか






「……こだ」






先生の今まで聞いたことの無い地を這うような低い声が私たちをゾクリとさせる


その顔はみるみる青筋がたち真っ赤いや、もっとどす黒いそんな色をしていた






「どこでそれを手に入れたッ!!その触手を!!!!」






これで納得してしまった
先生とイトナくんが兄弟であることを





「怖い顔をするねぇ 嫌なことでも思い出したかい?」



シロさんの本性が一瞬剥き出される
その言葉に少しだけ引っかかったが今はそんなことを考える暇はなかった




「どうやらあなたにも話を聞かなければいけないようだ」




「聞けないよ 死ぬから」



そう言った瞬間





強い閃光が指した

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みづき | 作成日時:2020年3月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。