君の背中【赤羽業】2 (ページ38)

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期末テストまで残り2週間を切ったある日
今日はどこで勉強しようかなと考えていると

｢渚、飯塚、カルマ放課後空いてるなら本校舎の図書館で勉強しないか？｣

と声をかけられた
でも本校舎予約が必要だったはず…

｢でも、図書館って予約必要じゃなかった？｣

｢実はさ期末を狙ってずっと前から予約しといたんだ E組は基本後回しにされるから…俺たちにとってはプラチナチケットだぜ｣

ピッと予約票を見せる
彼がイケメンだと言われるのも納得せざるを得ない

｢いくいく！！ありがとう！磯貝くん｣

そう感謝を伝えると渚くんも同じように答えた
そしてカルマの同調するような言葉を待っていると

業｢俺はいいや｣

と予想外の言葉を並べる
その声の主はカルマでくあっと欠伸をしてどこかへ行ってしまった

それに磯貝くんは苦笑いをして、私は代わりに近くにいたカエデをつかまえて誘った

それにしても、今回あまりカルマのやる気…みたいなものはあまり感じない

そして基本彼は熱血ってタイプじゃない

でも…余裕持ちすぎで失敗とかならないといいけど

本校舎の図書館に到着とするとE組とは違い冷房設備はバッチリで快適空間の中勉強することが出来そうだった

｢あっれぇーE組の皆さんじゃあないですか｣