君の背中【赤羽業】2 (ページ3)

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そしてHRが始まる
殺せんせーは固定砲台さんについて聞き
難なくE組に歓迎した

でもどうやって攻撃してくるんだろう…
固定砲台って名前なのに全く銃らしきものがついていなかった

その瞬間
ガチャガチャガチャガチャと機械が動く音がする
私はすぐに音のする方へ目を向けた

『ドドドドドドドド!!!!』

銃を乱射する音が響く
その音の原因は固定砲台さんで殺せんせーを容赦なく撃ちまくっていた

｢痛っ…｣

私の頬に銃弾が掠めかけた
黒板にはね返ってきているのだ
みんなそれに気づき頭をふせていた

｢Aさん！頭をふせて…！｣

奥田さんに声をかけられ私も急いで低い体制に持ち込んだ
しばらくして銃声が止むと殺せんせーは顔にバツ印をつくる

｢授業中の発砲は禁止ですよ｣

｢気をつけます。続けて攻撃に移ります。｣

しかしそれを無視するようにまた乱射を始めだした

えっ、話聞いてなかったの…？
まぁでもこの乱射を続けたところで当たる可能性は低いだろう
そう見積っていたはずだったのに

『バチュッ!!!!』

触手の1部が破壊される音が聞こえた

どうして？？さっきと同じような攻撃のはずなのに…

｢右指破壊増設した副砲の効果を確認しました。｣

なるほど…隠し弾を使ったのか

｢次の射撃で殺せる確率0.001%未満。卒業までに殺せる確率 90%以上｣

そう言い放つ新しい転校生は異様な空気を作り出していた