転校生の時間 ページ2
修学旅行も終わりみんなの絆が一層深まったある日
烏間先生が一通のメールをE組全員に送った
内容は…転校生が来るというものだった
それならそれで口頭で言ってくればいいのにそう一瞬思ったけど、只者ではない人が来るのは確かだからかその理由に納得した
「転校生来てるかな」
渚くんは興味津々みたい
「どんな人なんだろうね」
そんなことを話しながら教室へ向かうと
奥の方に黒い大きな箱のようなものあった
「こんな物無かったよね、なんだろ…」
すると画面のようなものに女の子が現れる
「…え?」
「おはようございます、初めまして。今日から転校してきました、自律思考固定砲台と申します。よろしくお願いします。」
そう言った瞬間画面はプツンと音を立てて消えた
…転校してきました??
まさかあれが転校生!?!?もはや人の形をしてないんだけど!?
「おはよ、A」
「カルマ、おはよ…」
カルマは何あれーと面白そうに固定砲台さん…?を指した
するとさっき私たちに挨拶したように固定砲台さん(?)は自己紹介をした
「もうツッコミ切れないよね…」
はぁ…とため息をつく
「まぁこの時期に転校生って只者ではないとだと思ってたけど、まさかこうなるとはね」
カルマはポコンと軽く固定砲台さんを叩くと自分の席に戻った
私はひとつ離れた席に佇む固定砲台さんを見つめた
なんだか…波乱な展開になりそうだ
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作者名:みづき | 作成日時:2020年3月12日 17時