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｢…A！ ｣
カルマの私を呼ぶ声に目を覚ました
｢…？もう着いた？？｣
そう聞くともうとっくに着いたよ、ねぼすけ とからかいながらコツんとデコピンされた
｢Aさんぐっすり寝てたもんね｣
渚くんが苦笑いをしながら私を見る
そんな爆睡してたかな
私｢ごめんね めちゃくちゃ眠くなっちゃって…笑｣
素直に謝ったあと私たちは旅館へと向かった
旅の始まりを感じワクワクする
｢どうしよう…｣
神崎さんが少し焦ったような顔でカバンをガサガサと漁っていた
｢どうしたのー？｣
｢自分でまとめておいた日程表がないの…確かバッグに入れはずなのに｣
私の質問に神崎さんはオドオドしながら答えた
神崎さんはしっかりしてて真面目な子だから落とした…なんてことはあまりなさそうだけどその可能性も視野に入れとこう
｢まぁでも大丈夫！渚がまとめてるっぽいしまた後で探そう？｣
そうカエデが落ち込む神崎さんに声をかけると私たちの班は暗殺コース巡りを始めようとした
｢うわぁぁ…京都だ…｣
見慣れない景色やいつもと違う空気についめちゃくちゃ当たり前のことを言ってしまった
杉｢いい景色だよなぁ…暗殺なんて関係なさそうな｣
渚｢そうでもないよ、杉野｣
そう答えると渚くんはすぐに近くに行きたい場所があると私たちを連れていった
そこは…坂本龍馬暗殺の場所
近江屋の跡地だった
｢1867年、坂本龍馬暗殺の近江屋の跡地だよね！渚くん！！｣
渚くんに興奮の眼差しを向ける
｢Aさん、正解！｣
教科書でしか見た事ない場所を目の前にして余計に興奮する
｢他にもすぐの距離に本能寺とかあるよ このわずか1km圏内でもものすごいビッグネームが暗殺されてるんだ｣
｢暗殺の聖地…みたいだね！｣
私達は近江屋跡地から過ぎ、薄暗い祇園の路地裏へと足を進めた
そこは神崎さんが行きたいと希望していた場所である
｢祇園って奥に入ると全然人気がないんだね〜｣
｢そうなの、人通りも少ないし だから暗殺にもぴったりかなって｣
観光名所に外れた場所もチェック済とは心強い
満場一致で場所が決まり暗殺の準備をし始めたその時だった
殺せんせー以外の足音が聞こえる
それも複数
私の背中に冷や汗が流れる
｢ほんっとなんでこんな拉致りやすいところに来ちゃうかねぇ〜〜｣
私よりも一回りも大きい高校生くらいの男たちが私たちを取り囲んでいた
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みづき(プロフ) - 猪口玉理さん» 感想ありがとうこざいます！！初心者でまだまだ未熟ですが頑張ります！！ (2020年3月31日 18時) (
レス) id: baa518ef73 (このIDを非表示/違反報告)
猪口玉理(プロフ) - はじめまして！ チョコダマリと言います。家庭教師ヒットマンREBORN!の作品を書いております。1ページ読んで面白いと思いました！ これからも頑張ってください！ (2020年3月29日 15時) (レス) id: 737d873cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みづき | 作成日時：2020年3月10日 15時
