君の背中 【赤羽業】

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｢明日の中間テストクラス全員50位以内を取りなさい｣


その言葉を聞いた瞬間皆の驚きが頂点に達した
何せここにいる人のほとんどが成績不良でE組にいるからだ


｢50位以内…！？！｣



｢君たちの第二の刃は先生が既に育てています 本校舎の教師たちに劣るほど先生はトロい教え方をしていません｣



殺せんせーはみんなにそう言った
…確かに教え方もすごく上手くて分かりやすかったし、何より分からないところがあってもすぐに教えてくれた



｢自信を持ってその刃を振るって来なさい 自分たちが暗殺者でありE組であることに笑顔で胸を張るのです！！｣



私たちに伝えたかったこと
それは第二の刃を持つこと…E組に最も欠けている部分だった



それにしても、明日までとか……でもできる限りの事はしよう








中間テストは本校舎で受けることになっている
つまり私たちE組だけがアウェーで戦うことになる



現在は数学のテスト
最も苦手な上にうちの学校は割と頭がいいためテストのレベルは凶悪だ


落ち着いて…落ち着いて…しっかり問題文を見極める



わかる…！！！先生がマッハで教えてくれた通り！！
きっとみんなもそう思ってる
これなら…この問題なら…いける！！！



順調に解いていったのも束の間

最終問題

私達は見えない問題に殴り殺された

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