【ハイキュー！！】隣のクラスの赤葦さん。 (ページ9)

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木「あんまり、怖くねえなあ！」

雀「確かにね～どこが肝試しなんだろ？」

※天然な木兎と驚かされても驚かない雀田。ある意味最強コンビ

雀「しっかし、木兎。すっかり及川くんにA取られちゃったね～」

木「はあ！？取られたってなんだよ雀田ぁ！アイツは、俺たちの仲間だし、この三日間だけだろぉ？！」

雀「いや、そういう事じゃなくて。毎日の日課の赤葦姉弟との居残り練習だって京治くんと二人でやってたじゃん」

木「だぁーかぁーら！それはあかーしが…青葉城西の…そのぉ…マネージャーやってっからぁ…そのー…声掛けずらかったんだって…むっすうー」

雀(あらら、地雷だったかな…)

雀「でもさ、A、及川くんの事ガン無視決め込んでんだよね。なんでだろ～」

木「んー………あ！あれかな！似てっからかな、アイツが小さい頃会ったってやつに。」

雀「なにそれ聞きたい」

木「雀田って本能のまんま動くのな。」

雀「バカ木兎にだけは言われたくない。で？」

木「んー、俺も中学からあいつと同じだからそれより前はわかんねぇーんだけど小学校の頃Aを大嫌いだって言った奴がいたらしくてな？」

雀「え、あんなに人当たりいいのに！？」

木「だよなあ！？おかしいよな、そいつ。それで、その時に言ってきた男の子がちょっと及川に似てるんだよなぁ～俺の聞いてる限りだとさぁ！だから嫌いなんじゃないの？？」

雀「よーするにぃ、チャラいやつに大嫌いって言われたって事ね。そいつ今どこで何してんだろぶっ飛ばしたい。」

木「お！バレーの話か！おうおうぶっ飛ばそうぜ！！」

雀「はあ…これだからね…」

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白「へえ、じゃあAちんが大号泣してた場面はそれっきりなんだぁ？」

姉さんが泣く姿が想像出来ないという白福さんになにかないの？と聞かれた。

俺は小学校5年生の頃に目の前で泣いた姉さんしか見たことがない。

赤「未だに、泣かせた男には殺意を持っています。」

白「あ～Aちん愛されてるねぇ～。」

赤「だって、目の前でそれを見たんですよ？！」

白「お～お～、赤葦でも顔に出ることあるんだねぇ」

赤「え？俺割りと顔に出るって姉さんには言われるんですが…」

白「うわあ、出た。Aちんの鋭い観察眼だぁ～」

秘密兵器だぁ～とスキップで1人、走っていってしまう白福を追いかける赤葦。

赤「…いや、ちょっと白福さん！待ってください！！1人で帰したら俺が怒られる…！！」