赤葦京治とマネージャーの彼女ちゃん【短編集】 (ページ23)

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生理痛が酷くて彼氏に看病された話ページ23

貴方side

桜木「もしもし赤葦？」

赤葦『もしもし。おはよう優花。』

桜木「おはよう。…あのさ、もしかしてもう家出ちゃったりしてる……？」

赤葦『何で？』

桜木「え、えと、あの……今日ちょっと、生理痛酷くて起き上がれなくて……ごめん、デート行けない…。」

赤葦『(……もうそんな時期か。) そっか、体調大丈夫？腹痛？』

桜木「腹痛と腰痛かな…ホント、ごめんね。久々の休日だったのに。」

赤葦『優花が謝ることじゃないでしょ、女の子には付き物だし。俺も体調悪い彼女を連れ回すような男じゃないからね、流石に笑笑

……そうだ、じゃあお家デートにしよっか。』

桜木「え、いいの？遠くない？」

赤葦『いや、丁度家まで迎えに行こうと思ってたからいいよ。』

桜木「そうなの？…じゃあ家まで来て欲しい、かな。」

赤葦『ん、分かった。適当に必要そうなもの買ってから行くね。』

桜木「はーい、本当にありがとう。」

赤葦『じゃあまた後でね。』

……本当に優しい彼氏を持ったなあ…。無理するなって日頃から言われてるから、素直に言って良かった。

……にしても本っ当に痛い。過去一の痛みだわこれ。ベッドから起き上がれないってどういう事よ。薬やカイロを取りたいにしても動けないし……まあ最低限の身だしなみだけ整えてれば大丈夫かな…？