赤葦京治とマネージャーの彼女ちゃん【短編集】 (ページ2)

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クリスマスに告白された話ページ2

※本作より1年前の、高校1年生の時のお話です

貴方side

『今年のクリスマスは、バレー部でクリパするぞ～！！！』

きっかけは3年の主将が言った一言だった。

部員1「マジっすか！？よっしゃあ！！」

部員2「楽しみだな～！！」

先輩達が皆喜び騒ぐ中、私も1人心の中で喜びを噛み締めていた。バレー部でクリスマスを過ごせるということは、つまり赤葦とクリスマスを一緒に過ごせる…！！！

悲しいことに非リアな私は、クリスマスも予定を決めておらず、どうしようか悩んでいた所だった。

雀田「優花！良かったじゃん！(小声)」

白福「これでクリスマスも一緒に過ごせるね～！！(小声)」

桜木「はいぃぃぃ！！嬉しすぎて倒れそうです……っ！！(小声)」

私と同じくマネージャーである、かおりさんと雪絵さんには、恋バナと称してたくさん相談に乗ってもらってきた。超優しい先輩。

雀田「せっかくの機会だし、頑張りなよ！！」

桜木「へっ！？」

主将「おっ桜木、何か都合悪かったか？」

桜木「いいいいいいいえ！！！だっ、だだっ大丈夫ですっ！！！///」

まじ焦った……主将の声に部員皆から注目され恥ずかしかった。

赤葦「……大丈夫？」

桜木「う、うん！大丈夫！ありがとっ！！」