※３９※ ページ44
Nside
「ぎゃああああああ〜〜！！！」
隣から聞こえてくる悲鳴。
こりゃ後で怒られるな(笑)
もちろん、翔ちゃんが高いとこ苦手なのは知ってたよ？
でもちょっとイジワルし過ぎたかな…？(笑)
.
「翔ちゃん？」
「………もおっ、知らないっ！」
案の定すっごい怒ってる翔ちゃん
て言っても全然怖くない
むしろ可愛い
「…はぁ〜、楽しかった(笑)
翔くんさいこー」
「何がさいこーだよ！二人とも嫌い！」
プイッと顔を背ける翔ちゃん
かわいい……っじゃなくて…
「ごめんって。もう乗らない、ね？」
「……」
…ダメか
すると大野さんが、
「ほら、しょーくん。次あれ乗ろ。」
って指さしたのは、
まさかのメリーゴーランド。
いやいや翔ちゃんが乗らないでしょ…って
「(コクン)」
「ええっ？」
大野さんに手を引かれてメリーゴーランド乗っちゃったし…
「ほら、ニノくんも乗れ。」
「いやっ、俺は見てるだけでいいんで…」
大野さんの誘いをなんとか断って
動き出したメリーゴーランドを見ていると…
1周目はまだ不機嫌だった翔ちゃんも2周目、3周目が過ぎる頃には…
「わっ、かず〜！」
って子供みたいに俺に笑顔で手を振る。
ああ〜もうダメ。
かわいすぎ。
メリーゴーランドが止まってまだその余韻にニヤニヤしてると、楽しそうに二人が降りてきた。
「かずっ。」
「翔ちゃん楽しかった？」
「うん！」
「よかったねぇ〜」
良かった良かった。
やっと機嫌なおしてくれた。
内心ほっとする俺。
「翔くん、スッゲェ可愛いかったぞ。」
大野さんが俺にコソッと言ってきた。
くそう、ちょっと悔しい。
でも、絶対この分挽回してやる。
____大野さんには負けねぇ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 481人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aki | 作成日時：2015年3月25日 16時
