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和「翔ちゃんは頑張り屋さんだな…」
智「そうだね。」
医務室で点滴を受けることになった翔くん。
今はスースーと寝息を立てている。
さっき、翔くんを背負った時、自分が思っていより軽くてびっくりした。
確かに、ハワイに来てからも、来る前も忙しくてあまりちゃんとご飯を食べる姿を見ていなかった。
＊kazunari.side
智「…頑張りすぎなんだよ、翔くんは。」
大野さんはそう言いながらも翔ちゃんの頭を撫でる手は優しかった。
なぜかベッドに眠る翔ちゃんが大野さんより小さく見えて…
大野さんが大きく見えるのかな…
それでも、翔ちゃんの醸し出す儚げな雰囲気になんとも言えない気持ちが込み上げた…
__数時間後
やっと目を覚ました翔ちゃん。
眩暈は収まったもののまだフラついている。
智「翔くん。乗って？」
部屋に戻ろうと立ち上がった時、大野さんが翔ちゃんの前にしゃがんで背中を向けた。
翔「…だいじょーぶ。
おもい…でしょ…？」
智「んーん。さっき背負ったら軽かったよ？
___翔くん、大丈夫だから。」
大野さんの真剣な眼差しに耐えられなくなったのか、素直に背中に乗った翔ちゃん。
部屋までの廊下を歩く大野さん。
背負われてる翔ちゃんの背中は、すごく小さく見えた…
部屋に戻るとすぐに寝息を立て始めた翔ちゃん。
俺らもそれぞれの時間を過ごして、気づけばもう二次会が終わるであろう時間。
と、そこにタイミングよく二人が帰って来た。
和「おかえり。ごめんね、俺らだけ…
大丈夫だった？」
潤「ああ、大丈夫だよ。
スタッフさんも分かってくれてたから…」
和「そっか…ありがとね。」
…それにしても、眠い。
瞼がくっつきそうだ。
ふと、翔ちゃんを見ると、その目に一筋、涙の跡がついていた。
それをそっと拭って、
三人それぞれの部屋へと戻った。
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ゆう - 嵐さんの曲聞きながら読んでました。涙止まらないのに、もうすぐで終わりって時にfriendship流れてきて号泣です!!…素敵なお話ありがとうございました! (2016年5月31日 21時) (携帯から) (
レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - izuさん» ありがとうございます！受験が終わったらまた新作を書くつもりなので待っていてくれたら嬉しいです泣 (2015年2月8日 9時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
izu - とても現実的で面白かったです。また小説書いて下さい。楽しみにしてます。 (2015年1月24日 18時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 風月さん» 風月さん！いつも小説読ませてもらっています！ありがとうございます（ ; ; ）風月さんに言ってもらえてすごく嬉しいです（ ; ; ） (2015年1月14日 23時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 完結おめでとうございます！頑張り屋さんの翔くんと、支える4人が暖かくてほっこりしました。受験前の忙しい中、お疲れ様でした！ (2015年1月6日 13時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aki | 作成日時：2014年11月9日 1時
