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翔「ありがとう。」
翔くんにちゃんと目を見てありがとうって言われて、照れてる翔くんを見て何故か俺も照れてしまった(笑)
和「大野さんも照れてんじゃん。」
潤「なんであんたが照れんだよ(笑)」
智「いや、だって…なんか、ねぇ?」
近くにいた相葉ちゃんにねぇ?って言うと、大ちゃんは照れ屋さんだからね!って…意味のないフォローが飛んで来た(笑)
和「で?」
雅「で?…って?」
和「だから、結局打ち上げどうするんすか?」
智「ああっ…それはね…俺は行ってもいいと思うよ?少しだけなら。」
翔「えっ…ほんと…?」
智「うん。」
そう言って微笑むと、ほっとした様に笑顔が漏れた翔くん。
だって、それはどうしてもスタッフに伝えたい事なんでしょう?
俺らの仕事の面もあって、ライブに関わったスタッフがほとんど参加出来るのが今日の打ち上げだった。
だから、今日じゃないと意味がないんだよね?
だったら俺は止めないよ。
翔「…ほんとに、ありがと…」
智「ふふ、いーよ。その代わり、それまでゆっくり休んでね?」
翔「うん。ふふ。」
寝起きのふわふわがまだ抜けていない翔くん。
だから、この場全体もまだふわふわした雰囲気で包まれていた。
ソファで丸くなって眠る翔くんの額に手を当てると、まだじんわりと伝わる熱に、穏やかとは言えない呼吸。
それらはまだ翔くんの体調が優れないことを知らせていた。
潤「リーダー。コーヒーどーぞ。」
智「あ、ありがと…」
湯気のたつコーヒーをゆっくりと啜る。
智「…あちっ…」
でも、猫舌の俺にはそんなの無意味で、結局フーフーしたり、少ししてからいい具合に冷めたコーヒーを飲んだ。
打ち上げまで、それぞれ個人で過ごして、気づけばもう時間になっていた。
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ゆう - 嵐さんの曲聞きながら読んでました。涙止まらないのに、もうすぐで終わりって時にfriendship流れてきて号泣です!!…素敵なお話ありがとうございました! (2016年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - izuさん» ありがとうございます!受験が終わったらまた新作を書くつもりなので待っていてくれたら嬉しいです泣 (2015年2月8日 9時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
izu - とても現実的で面白かったです。また小説書いて下さい。楽しみにしてます。 (2015年1月24日 18時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 風月さん» 風月さん!いつも小説読ませてもらっています!ありがとうございます( ; ; )風月さんに言ってもらえてすごく嬉しいです( ; ; ) (2015年1月14日 23時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 完結おめでとうございます!頑張り屋さんの翔くんと、支える4人が暖かくてほっこりしました。受験前の忙しい中、お疲れ様でした! (2015年1月6日 13時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aki | 作成日時:2014年11月9日 1時