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『we are??』






会場が嵐コールでいっぱいになったと同時に五人で頭を下げる…


感謝の気持ちを込めて。





翔「…っ…」





フラフラでぶっ倒れそうな俺を繋いだ手でずっと支えてくれていた智くん。







なんとか最後までやりきり、裏へ戻ると一気に疲労感と倦怠感が俺を襲った…




智「翔ちゃんっ。」


翔「…んっ…」




もう歩く気力もなく座り込んでしまった。


俺の荒い息だけしか聞こえない…


他の音が入って来ない。


目の前がぼやけてきた…


トンっと膝をつき、その前に手をついてなんとかフラフラに堪える…


意識が朦朧とする中、誰かに抱えられた感覚だけが残っていた…







*satoshi.side





今まで俺の手の中にあった熱い手が急になくなって、涼しい風が手の中を通った…




智「翔ちゃん!」




その場に手をついて座り込み、荒い呼吸を繰り返している翔ちゃん。




智「翔ちゃんっ!しっかりしろ!」




肩を叩いても俺の声に答えてくれない。


他のメンバーも集まってきた。



雅「翔ちゃん?聞こえる?」


翔「…はぁっ…げほっげほっ。」



相葉ちゃんの声にも答えない。


どうしよう…


このまま翔ちゃんが倒れちゃったら…


そんな不安が襲う。


もう一度翔ちゃんに視線を戻した時、松潤が翔ちゃんをひょいと抱えた。



潤「俺がベッドまで連れてくからスタッフ呼んで来て!!」



そう言ってそのまま翔ちゃんを抱えてベッドまで連れて行ってくれた…



ここには丁度スタッフがいなかったため、急いで医療スタッフを呼びに行く…



よく、頑張ったよ翔くん。


この場所が嫌な緊張感に包まれる。


ベッドに寝かされた翔くんは顔を真っ赤にして苦しそうに胸を上下させてる…




外からは鳴り止まない嵐コールが聞こえていた…









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ゆう - 嵐さんの曲聞きながら読んでました。涙止まらないのに、もうすぐで終わりって時にfriendship流れてきて号泣です!!…素敵なお話ありがとうございました! (2016年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - izuさん» ありがとうございます!受験が終わったらまた新作を書くつもりなので待っていてくれたら嬉しいです泣 (2015年2月8日 9時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
izu - とても現実的で面白かったです。また小説書いて下さい。楽しみにしてます。 (2015年1月24日 18時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 風月さん» 風月さん!いつも小説読ませてもらっています!ありがとうございます( ; ; )風月さんに言ってもらえてすごく嬉しいです( ; ; ) (2015年1月14日 23時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 完結おめでとうございます!頑張り屋さんの翔くんと、支える4人が暖かくてほっこりしました。受験前の忙しい中、お疲れ様でした! (2015年1月6日 13時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aki | 作成日時:2014年11月9日 1時

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