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『We are!??』
《あらし〜!!!!》
もう足が震えて立つのもやっとの俺を相葉さんが最後頭を下げる時に繋いだ手で支えてくれて、なんとかライブを終えることができた。
腰に激痛が走っても、なんとか耐えて終始笑顔で終えることができた。
和「はぁっ。…ってぇ。」
智「ニノ、お疲れ。」
裏に行ってからは大野さんがすぐに座らせてくれて…
アンコールまでの間の少しの時間だけど、
身体は楽になった。
それからはアンコールに答え、本当の本当にコンサートが終わった。
和「…っ。」
智「ちょっと、ニノ!」
ヘリから降りた途端、力が抜けて座り混んでしまった。
もう腰が痛くて立ち上がれなくて、そのまま横向きに倒れた…
潤「ニノっ!!しっかりしろ!」
和「はぁっ、じゅん…くっ…」
潤「ニノ、背中乗って?」
もう抵抗する力なんて残ってなくて、素直に潤くんの背中に捕まると、自分も疲れてるはずなのに俺を医務室まで運んでくれて…
俺はそのまま治療を受けた…
*sho.side
ヘリを智くんに支えてられながら出て、なんとか自力で歩いていた…
智「翔くん、もうすぐだからね?
ここ出たら一旦休憩しようね?」
翔「んっ。」
智くんが声を掛けてくれて、一旦ベンチで休憩。
すると、ニノをおぶった松潤が来た。
潤「ニノのこと医務室まで連れて行くから、先に行ってて?
俺はニノと帰るから。」
智「ん、りょーかい。」
意識が朦朧とする中、俺が覚えてたのここまでだった。
翔「…んっ。」
気が付けば自分のホテルの部屋で寝ていた。
自分の身体の重さでさっきまでの事を思い出す。
でも、誰がここまでどうやって俺を運んでくれたのかはわからない。
智「翔くん?…起きた?」
翔「…さとっくん…はぁっ…」
智「熱、すっごい高いからゆっくり休みなね?」
翔「…あの…おれ…」
智「ああ、翔くんね、途中で倒れちゃったの。
覚えてない?」
翔「…うん…」
智くんが言うには、ベンチで休んだ後
智くんの肩をかりて歩いていたら倒れたらしい。
よくわからないけど、悪い事しちゃった…
翔「…ここまで…運んでくれたの?」
智「マネと二人だけどね。」
ふふっと笑う智くんの指には絆創膏が貼ってあった…
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ゆう - 嵐さんの曲聞きながら読んでました。涙止まらないのに、もうすぐで終わりって時にfriendship流れてきて号泣です!!…素敵なお話ありがとうございました! (2016年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - izuさん» ありがとうございます!受験が終わったらまた新作を書くつもりなので待っていてくれたら嬉しいです泣 (2015年2月8日 9時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
izu - とても現実的で面白かったです。また小説書いて下さい。楽しみにしてます。 (2015年1月24日 18時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 風月さん» 風月さん!いつも小説読ませてもらっています!ありがとうございます( ; ; )風月さんに言ってもらえてすごく嬉しいです( ; ; ) (2015年1月14日 23時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 完結おめでとうございます!頑張り屋さんの翔くんと、支える4人が暖かくてほっこりしました。受験前の忙しい中、お疲れ様でした! (2015年1月6日 13時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aki | 作成日時:2014年11月9日 1時