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やっと区切りのいいとこになり、五人で裏に戻って来る…
智「翔ちゃん、ちょっと休もう？
着替えてからでいいからね？」
さっきまではなんとかステージに上がるといつもの顔だった翔ちゃん。
でもそろそろ限界だろう…
フラフラで着替えて戻って来た翔ちゃんをベッドに寝かせて、氷で首筋やおでこを冷やす…
智「寒くない？」
翔「…ん、ありがと…」
今日は昨日から一転、天気は快晴でハワイの太陽がジリジリと照り付けていた…
もう日差しはないものの、気温はまだまだ高いからみんな汗びっしょり。
潤「…ニノ、腰どんな感じ？」
和「もう左足がしびれて…」
ニノの腰も結構重症で、今はサポーターとテーピングで固定はしてるけど、踊るのは結構キツイみたい。
メンバー二人もダウンしちゃうとさすがに人手が足りない。
俺も汗びっしょりだし…
そこに気を利かせてくれたスタッフさんが全員分の水を持って来てくれた。
智「ありがとうございます。」
俺も少し一休み。
これから１０分くらい繋ぎのVTRがあるから今までよりは休める。
雅「あっついあっつい…
みんなお疲れ。」
潤「おつかれ…」
智「相葉ちゃん、出番まであと１0分だって。」
雅「おっけー、着替えてくる。」
裏ではこんな苦しそうなのに、ニノも翔ちゃんもステージに立つと別人みたいに辛そうな顔一つせずに会場を盛り上げる。
マッサージを受けてるニノに医療スタッフからの提案。
それは、痛み止めの注射を打つことだった。
和「俺は…大丈夫です。」
智「ニノ…」
正直、俺は打った方がいいと思った。
腰の痛みが無ければもっと楽しめるし、
何より、これ以上辛そうなニノを見るのが辛かった…
俺らが
"本当にいいの？"
と何度問いかけても、ニノは大丈夫と言って受け入れなかった。
だふん、ニノも思いがあるだろうから…
本人の意思は通してあげたい…
翔「…げほっ。」
智「翔ちゃんいける？」
翔「…うん、ちょっと…ましになったから…」
俺が翔ちゃん、松潤がニノを支えてスタンバイ場所へ向かった。
本当は、無理すんな！って怒鳴りたいよ？
でも…俺がこうなっても二人と同んなじ決断してただろうから…
だから…最高のライブにしようね…
外は、１５年前と何一つ変わらない真っ青な空だった…
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ゆう - 嵐さんの曲聞きながら読んでました。涙止まらないのに、もうすぐで終わりって時にfriendship流れてきて号泣です!!…素敵なお話ありがとうございました! (2016年5月31日 21時) (携帯から) (
レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - izuさん» ありがとうございます！受験が終わったらまた新作を書くつもりなので待っていてくれたら嬉しいです泣 (2015年2月8日 9時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
izu - とても現実的で面白かったです。また小説書いて下さい。楽しみにしてます。 (2015年1月24日 18時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 風月さん» 風月さん！いつも小説読ませてもらっています！ありがとうございます（ ; ; ）風月さんに言ってもらえてすごく嬉しいです（ ; ; ） (2015年1月14日 23時) (レス) id: a247a0078f (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 完結おめでとうございます！頑張り屋さんの翔くんと、支える4人が暖かくてほっこりしました。受験前の忙しい中、お疲れ様でした！ (2015年1月6日 13時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aki | 作成日時：2014年11月9日 1時
