大切な仲間 Part10 ARS (ページ28)

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突発性難聴（智）☆リクページ28

智side

和「おーい、智にぃ。ちょっとさっきから呼んでるんだけど？」

智「あぁ…ごめん。どうした？」

和「雨降りそうだから洗濯物取り込んでくれる？
俺今日料理担当だからさ。」

智「了解～」

最近左耳の聞こえが悪い。
歳かなーなんて思ったけど加えて目眩とか耳鳴りがするようになってきたからちょっと心配。

翔「おっ智にぃ。」

智「あっ翔、もう取り込んでくれてたの？」

翔「うん、買い物から帰って来たら雲がどんよりしてたからさ。」

智「そっか。ありがとう^^*」

翔「いえいえ～
いつも智にぃにはお世話になってるから。」

翔は買い物から帰って来てそのまま洗濯物を取り込んでくれたんだって。

だから和も気づかなかったんだね。

智「ふぅ…」

ソファに座ると耳鳴りが少しずつ酷くなってきた。
なんでだろう…。

潤「智にぃ～」

智「ん？あぁ潤か～おいで？」

潤「んふふ」

この子は本当に癒されるね～。
でも今日は耳鳴りが邪魔をして潤ちゃんとのコミュニケーションが楽しめないじゃないか。

潤「智にぃはさこれから何するの？」

智「僕？んーとね……。」

潤「うん？大丈夫？」

今僕はピンチだよ。
耳鳴りは治まったけど、頭痛と吐き気が出てきたぞ…。

智「うん、大丈夫だよ。
僕はこれからちょっと自分の部屋で仕事をしようかな。」

潤「そっか…あっ翔にぃだ！」

翔「んふふ、なんだよ～」

ちょっと潤ちゃんには可哀想なことしちゃったかな…。

とりあえず皆にも怪しまれないように部屋で仕事をしてくると伝えて階段を上って来た。

そして部屋に着くとベッドにそのままダイブ。

智「…うぅー…」

この感覚…いつ治まるんだろう…。