【鬼滅の刃】2 年 の 契 約 で す が、【極ﾊﾟﾛ】

Ｎｏ．9 ページ10

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「…幹部の方にお話を聞いても宜しいでしょうか」


「…構わないよ、僕は…部屋に戻る、から」

「ｯ御館様、！！」



そう言って体を揺らした産屋敷さんは側にいた女性に支えられ、ここから出ていった



その後ろ姿に頭を下げ、私は幹部の人達に向き直る




「…私が当主となった場合ですが、

やるからにはしっかりと努めさせて頂きます。




…私に付き従う気はありますか」







…本気で確認しておきたいことだ。



あの当主は、自らの命が危ういと語ったのだ。

裏の話までして、
私を逃がすつもりがない事はさっき身をもって知った




「ないな！お前がどんなやつかも知らないし、

何か間違いを起こされては困る」



まずハッキリと断られた



「私もないです。

素性の知れない高校生に何が出来るんですか」




それに女の子が続き、他にも色々と続いた




「たった2年だけ、こんな奴に任せるなら

御館様がお亡くなりになられた後でも

次が継がれるまで俺達が守ればいい」



「同感だなァ、

俺も得体の知れねェガキに居座られるのは許さねェ」



「わ、わたしも、あんまり分からないけど…

私よりも年下の子に、

御館様の代わりが務まるとは思えない…かな」

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